かみこside
「ふなー、そろそろ返してよ。」
佐々木さんの声が楽屋に響く。とても優しい声。ふな、と呼ばれたのはメンバーの船木結だ。佐々木さんが妹のように可愛がっているメンバー。
うらましいな、、、
「佐々木さん、待ってください!」
そう答える船木。船木は今、佐々木さんの上着を羽織って、佐々木さんのメガネをかりて、佐々木さんの携帯でゲームをしている。メンバー1背の小さい船木がメンバー1背の高い佐々木さんの物を身につけると、
(親子みたいだなあ。)
佐々木さんは、自分が男だったら1番嫁に行かせたくないメンバーに船木を選んだ。それくらい愛されている船木に嫉妬する。
船木も、研修生時代から佐々木さん、佐々木さんと、佐々木さんに甘えてきた。佐々木さんのことを姉のように慕っている。そこに恋愛感情がないことは分かってる。でも嫉妬しちゃうよ。

船木side
かみはきっと今、佐々木さんの事が好きだと思う。
アンジュルム内では私の方が後輩だけど、デビューしたのは同じ時期だから実質同期である。
そんなかみの恋は応援したい。
私は佐々木さんのことを、心の中で佐々木姉さんと呼んでいる。誰も知らない秘密。
かみのことは応援してるけど、佐々木姉さんが誰かのものになってしまうのは賛成できないから協力はしない。
佐々木姉さんは、物凄くモテる。それを私が誇らしく思うのは、私が佐々木姉さんをすごく慕っているから。
明日はハロコンのリハーサルだ。
佐々木姉さんの取り合いカーニバル!それを思うとニヤニヤが止まらなかった。

つづく