昼過ぎに2回目の散歩に行きました。
土の広場に行こうとすると、高齢夫婦がトイプードル2頭をノーリードにしていた為、即、コースを変えて坂を上りました。
以前に注意しても、ノーリードにする犬の飼い主は🐴うましか🦌で、犬も可愛いとは思えません。
でも、コースを変えて正解でした。

西に向かう途中、まなの歩く速度が上がりました。
ジョギングをする中年女性が2人居て軽やかな走りに感化されたのか、まなも小走りを始めました。
トットットットッと身体がブレる事もなく走り、まだ元気で走れるよと言わんばかりでした。

曲がり角で、まながピタッと止まり、辺りを見回していました。
道路脇に1台の軽トラックが停車していて、市の職員が短く伐った枯れ枝を荷台に積み込み中でした。
気さくなおじさん、柴犬が好きなおじさん、優しいおじさんが枯れ枝を市の職員に渡しているのが見えましたが、まなは少しの間、物陰で作業を見守っていました。

おじさん達が作業に使った大きな袋を畳んで収納し、別の場所に持って行く時に大きなチリトリを一つ置き忘れていた為、私が持って行くと、柴犬が好きなおじさんが「あ、忘れとった。
ごめんな〜」と、まなの耳の後ろを撫でてくれました。
おじさんは、まなが居るのに気づいていたようです。
市の職員にも「まなちゃん、来たね」と、耳の後ろを撫でて貰ったね。


気さくなおじさんも大きな袋を持って来て、まなが一目散に歩み寄りましたが、ツンデレを発動し、おじさんが声を掛けると一瞬、後退りしました。
「まな、何で自分から来て後退りするんや〜」と、おじさんが溜め息をつくと、まなは傍に来て尻尾を振っていました。
柴犬が好きなおじさんが「様子を見とるんやな〜」と笑っていて、気さくなおじさんも「しゃあないな〜」と言いながら、まなの耳の後ろを撫でてくれました。
気さくなおじさんは何だかんだ言いながらも、まなに向ける眼差しが優しく穏やかでした。

市の職員、優しいおじさんも「よう人を見とるね〜」と笑っていましたが、市の職員がチリトリや他の道具を荷台に積んで軽トラックを発進させると、おじさん達も「帰ろか〜」と歩き出しました。


まなに帰ろうかと声を掛けたものの、まなは家に帰るどころか、おじさん達に同行する気満々でした。
気さくなおじさんが「まな、家と逆やろ?」と驚いていましたが、まなは気にせず気さくなおじさん、柴犬が好きなおじさん、優しいおじさんの間で歩いていました。
柴犬が好きなおじさんが「まだ帰らんと言いよんな」と笑いながら、まなの背中を撫でてくれたね。
おじさん達と途中で別れ、礼拝室に向かう階段を上りました。
まなは斜面を上るのに息切れもせず、足取りが軽やかでした。
ちょうど礼拝室から出てきた優しい声のおじさんに会いましたが、おじさんが息が上がった私を気遣ってか「お疲れ様」と声をかけてくれました。
コースを変えて、優しい人達に会い、まなも楽しく過ごせたようです。