午前中、動物病院に行く前にも散歩に行きました。
気さくなおじさん、柴犬が好きなおじさんに一瞬、会いましたが、おじさん達はブロワーで通路の落葉を吹き飛ばし、側溝で纏めて回収中でした。
まなに近くに行かないように諭していると、気さくなおじさんが手を止めて「おはようさん。まな、またな👋」と声をかけてくれました。
まなは動物病院が近づくとソワソワと落ち着きが無かったです
病院に入り、ワオーンと他の犬の悲鳴が聞こえた途端、帰る気満々でした。
避妊手術が終わり、抜糸を待つ柴犬の飼い主男性が「何歳ですか?」と尋ねてきて、まなにも色々と声を掛けてくれましたが、まなが11歳でカイカイがあり、連れてきた事を話すと「見た感じ、もうちょっと若う見えるね。
黒柴は3頭目やけど、前の犬は16、17歳まで生きたね。うちの犬も秋にカイカイしよった事があったね〜」と言っていました。
病院で薬を処方され、暫く服薬している内に治ったそうです。
黒柴ちゃんも、まなが着たように術後服(まなより大きいサイズ)を着ていました。
まなのカイカイは少しずつ収まってきましたが、散歩で草が伸びた所、落葉の多い所は避けています。
引っ付き虫も、まなにとっては大敵の一つです。
夕方になる前に、散歩に行きました。
銀杏の周りでは写真を撮る人が多く、まなが大好きなおじさんや同じ班の人が落葉や実の回収で大忙しでした。
まなは恋する乙女と化し、おじさんを少し離れた所で見つめていました。

その後、西に向かいました。
まなの歩く速度が一気に上がりましたが、歩道の横では気さくなおじさん、柴犬が好きなおじさん、優しいおじさん、手際が良いおじさんが休憩中でした。
気さくなおじさんに「また会うたな」と声をかけられると、まなが一目散に歩み寄りました。
おじさんは蚊に刺され痒いとブツブツ言いながら、まなの背中を撫でようとしたものの、まなはサッと身を躱し、おじさんを見つめっぱなしでした。
「まな、自分から来とって愛想が悪いぞ。あかんぞ」と、おじさんが拗ねたフリをすると、まなが傍に歩み寄りました。
おじさんは笑いながら「しゃあないな〜、お前さんはツンデレやし」と、まなの背中を撫でてくれました。
今日は目が覚める黄色い服を着てないなと柴犬が好きなおじさんが言及していましたが、朝に動物病院に行った事を話すと、散歩場所によって服は着せんでもええやろと返ってきました。
柴犬が好きなおじさんにも背中を撫でて貰いました。
おじさんもニコニコしていたね。
おじさん達は落葉の回収作業が始まり落葉の他に、ゴミも多く混じっていると溜め息をついていました。
回収をする傍で野良猫だけでなく鳩にも餌やりをせっせとする人が居たりして、邪魔な時があるみたいです。
目が逝った連中に関わると、頭がおかしくなりそうやと気さくなおじさんもボヤいていました。
まなは、おじさんの話をじっと聞いていましたが、優しいおじさん、手際が良いおじさんにも声をかけられたね。
おじさん達が作業を再開するのを見届け、坂を上りました。

木陰で寛いでいると、涼しげな目元のおじさんが歩いて来ました。
おじさんは、礼拝室の鍵を閉めに行く途中でした。
あっという間に夕方を迎えたね。
まなが一目散に駆け寄ると、おじさんは「こんにちは。まなちゃん、散歩やね〜」とニコニコしながら、まなの耳の後ろを撫でてくれました。
おじさんが「行くよ〜」と声を掛けると、まなが歩き始めました。
まなは既に同行する気満々でした。
おじさんは朝からの歩数が1万歩を超えたとスマホを見せてくれましたが、仕事の日は歩数が倍くらいになるそうです。
夏と違って日中の気温が下がったのもあり、歩きやすいと言っていました。
おじさんが各礼拝室の鍵を閉めるのを見届け、家に帰りました。
今日も優しい人に会えたね



