昼過ぎに2回目の散歩に行きました。
秋晴れの空の下、心穏やかに散歩⋯といきたいですが、世の中、そんなに甘くないですね
風通しの良い木陰に向かう途中、短いリードを持った高齢男性が階段を上りながらリードを手放し、小型犬が辺りを行ったり来たりするのもお構い無しなのを見て絶句しました。
通行人も居たのに、何を考えているのか分かりません。
小型犬共々こちらに接近してきた為、私がドンドンとその場で足を踏み鳴らすと、飼い主は慌てて犬を抱き上げ、車に乗り込んで去って行きました。
まなが眼中にないのが幸いでした。
気を取り直して行こうとすると、まなが立ち止まり、近くのトイレをじっと見つめていました。
丁度トイレの掃除中でした。
グレーの帽子のおじさんが出てきて、「こんにちは」と声をかけてくれましたが、おじさんは今日、このトイレの掃除担当だと言っていました。
「こんにちは、お疲れ様です」と声を掛けると「は〜い、有り難う」と返ってきました。
優しい声のおじさんが礼拝室へ案内に行く時にも「こんにちは」と声をかけてくれたね。
お参りの人達に「可愛い柴ちゃん」と言われたり、通りかかった年配女性に耳の後ろを撫でて貰ったりと、まなは少しでも楽しいひとときを過ごせたのが伝わってきました。
年配女性は家に犬が居たそうです。
まなも初対面ながら、犬好きオーラを感じて歩み寄りました。
優しく声をかけられると嬉しいね。
まなは土の上で小走りしたり、木の根を跨いだりして動き回りました。


家に帰る途中、意に反し例の飼い主に遭遇しました。
狭い歩道でも、3m位リードを伸ばしマルチーズを自由に歩き回らせていたのには呆れました
周りに誰も居ないからと過信していたようです。
伸縮リードを歩道で使う人が結構いますが、訓練でもないのに何の為に使うのか疑問を覚えます。
前方に私が居るのを見て、マルチーズをサッと小脇に抱き上げて足早に通り過ぎました。
少し先で、またマルチーズを下ろし、再びリードを長くしダラダラ歩いていましたが、まなは飼い主もマルチーズも眼中にない様子でした。


