雨が上がった頃、2回目の散歩に行きました。
水洗い場の近くに植えられた朝顔の花が咲いていましたが、蔓が延びて来たと思ったら、あっと言う間に蕾が出たのに気付きませんでした。
赤紫色の大きな朝顔です。

近くの紫陽花は色褪せていました。
そろそろ花期が終わりですね。
まなは倉庫の方へと行きたがりましたが、まなが大好きなおじさんが倉庫で何かの作業を行うのが見えました。
まなに諭し別の場所に行ったものの、まなは恋する乙女と化し、何度も後ろを振り返っていました。
駐車場の片隅では班長さん、気さくなおじさん、柴犬が好きなおじさんが草を削り取っていました。
雨が降り、サクサク削れるようです。
3人とも小さめの三角鍬を手に持ち、アスファルトの隙間から伸び放題の草を削り取り、バケツに入れてゴミ袋にまとめて捨てていましたが、まなには作業中だからと諭し、一旦、その場を離れました。

気さくなおじさん、柴犬が好きなおじさんが「班長、休憩するで〜」と手を止めると、まなが気さくなおじさんの傍へと歩み寄りました。
おじさんが「おう、まな。
涼しいから、この時間に散歩に来たんか」と手袋を外し、まなの耳の後ろを撫でてくれました。
まなは上目遣いで、おじさんをじっと見つめっぱなしでした。
「撫でろといいよんな」と、おじさんが撫でているところに、柴犬が好きなおじさんがやって来ました。
柴犬が好きなおじさんは今日も会うたなと笑いながら、まなの耳の後ろを撫でてくれました。
班長さんは草刈りに夢中で、2人の声が聞こえなかったようです。
2人が石段で休憩するなと言い残し、離れたのを見て班長さんに声をかけると班長さんは「来たか」と、まなが傍に来るのを優しく見つめていました。
班長さんが手を止め、手袋を外して、まなの耳の後ろを撫でてくれましたが「今日は火曜市やな〜。
今月末にイオンで6000ポイントが失効するらしいんや。
早う使わんとあかんな〜」といきなり言われ、ビックリしました。
班長さんは昨日、高齢者講習を受けに行き、近くにマックスバリュがあって講習が終わった後に、買い物に行けば良かったと後悔していました。
高齢者講習の前に認知機能検査で良い点が取れ、運転に問題がないと言われたそうですが、自分は10月生まれで講習日が誕生日に近かったらええのにと呟くばかりでした。

柴犬が好きなおじさんは「米でも買うたらええやん、班長」と班長に勧め、班長さんは今日、仕事帰りにイオンに行って来ると意欲満々?でした。