5月も終わりが近づいています。
散歩道では紫陽花が少しずつ咲き始めました。
青、青紫色の紫陽花が多いです。
近年はカシワバアジサイやアナベルも植えられ、白い紫陽花も目にする機会が増えました。

今日は柴犬の菜々の命日です。
実家でのんびり過ごしていましたが、14歳を迎える前に脾臓に腫瘍が見つかり、脾臓の摘出手術を受けました。
それまで大きな病気もなく、心臓には問題もなかったものの高齢だった為、手術後に命を落とす可能性もあると言われました。
腫瘍は良性で、その後は治療の必要がなく食欲は旺盛で、傷口が塞がってから今まで通り散歩にも行きました。
菜々の生命力の強さに驚いたのを今も覚えています。
15歳の誕生日も無事に迎え、身体をシャンプーして2週間程経ってから、菜々は歩くのもふらつき、間もなく寝たきりになり、22年前の今日、息を引き取りました。
実家で母が献身的に菜々の介護をしていて、赤ちゃんのオムツを履かせていましたが、母が離れた時にクーンと鳴いて、菜々の傍に駆けつけたところ、反応が無かったそうです。
私は菜々の最期を看取れず、母や妹の話を聞くだけでした。
でも苦しそうではなく、穏やかな表情だったと聞いて、菜々は幸せな犬生を過ごせたものと確信しました。
菜々は、まなより大柄で近所の人にも可愛がって貰いました。
温厚で吠えることも無かったです。

柴犬は気性が荒いとか、愛想が悪いと散歩で面と向かって言われることもあります。
その犬の持って生まれた気質、育った環境によっても違うのにと思いつつ、言いたい人には言わせておけばいいと聞き流しています。
今朝は礼拝室の前で案内のおじさんに会いました。
まなは、おじさんが階段を箒で掃いているのを上から見つめていましたが、おじさんと一瞬、見つめ合う姿が微笑ましかったです。
「おはようございます。
まなちゃん、おはよう〜」と優しく声をかけられたね。
