昼過ぎに2回目の散歩に行きました。
若葉が風に揺れ、蝶が舞い、爽やかな空気に包まれる中だと、自然に足取りが軽くなりますね🌿
まなも弾むような足取りでした。
売店の隣のトイレで、まなが大好きなおじさんが掃除をしていました。
あ、おじさんが居るね。
まなは今日も恋する乙女と化しつつ、おじさんを遠目で見つめていました。
周りに通行人も結構居た為、別の場所に向かいましたが、木陰で花に詳しいおじさんの姿を目にし、まなが一目散に歩み寄りました。

私「こんにちは」
おじさんは草がよく生えるからと草抜きをしている最中でした。

あいさに草を抜きよるんや」
私「花と花の間に草が生えると見にくいですね」

まながクンクン草の匂いを嗅ぐのを見て、おじさんが「気になるんか〜」と言いながら、ゴム手袋を一旦外して、まなの耳の後ろを撫でてくれました。
おじさんは、まなを見つめる眼差しが優しいね

おじさんに「お疲れ様です」と告げ、興奮しがちのトイプードルがいた為、まなを抱き上げて歩いていると、案内のおじさんが礼拝室から出てくるのが見えました。
おじさんは、お参りに来た人に案内を終えたところでした。
「こんにちは。
まなちゃん、抱っこをして貰っているんやね」と声をかけてくれましたが、おじさんは驚く様子もなく、ニコニコしていました。
おじさんが「今から事務所に戻ります。まなちゃん、またね」と帰って行くのを見届け、休憩所に向かう途中、紙コップとストローが地面に落ちていて、ゴミ箱に入れに行こうとすると、まなが大好きなおじさんがビニール袋を取り出して、ゴミの回収をしているところでした。
ちょうど良いタイミングで、おじさんに其処にゴミが落ちていて拾ったんですけど⋯と声をかけると、おじさんは「構へんで。今、ゴミを回収しよるから貰うで」とビニール袋の入口を開けてくれました。
おじさんはゴミが多いのには慣れっこのようでした。
又かと呆れた様子でしたが、私が有難うございますと御礼を言うと、「いやいや」と、おじさんの表情が心なしか少し和らいでいました。
ゴミ箱が近くにあるのに、ポイ捨てをする人が礼拝室周辺にも今もいるのを知ってガッカリしました。


おじさんに「お疲れ様です」と声をかけ、休憩所に向かいました。
売店のおばさんが「まなちゃん」と、直ぐに出て来て、まなの耳の後ろを撫でてくれましたが、まなも気持ちが良さそうでした。
おばさんもニコニコしていたね

まなが自分の傍に来てくれると嬉しいし、私の他にも心待ちにする人が居ると思いますよと言われると飼い主冥利に尽きます。
誰にでも愛嬌を振りまかず、気難しい面もあるものの、まなの人を見抜く目は確かだと思っています。
家の近くで、年配女性達にも声をかけられ、耳の後ろを撫でて貰いました。
柴ちゃんはベタベタしないのが良いねと言われましたが、今日も優しい人に会い、楽しい散歩時間になりました。
