実家から帰った後、暫く経って2回目の散歩に行きました。 
散歩道ではツツジも次々と咲いているのを目にします。

風通しの良い木陰に向かうと、まなが大好きなおじさんが剪定中でした。
まなは恋する乙女と化して、おじさんを離れた所から見つめていました。
数日前には桜の萼や落葉の回収が行われていましたが、周りは樹齢を重ねた木が多いです。
まなに別の場所に行こうと声をかけていると、市の職員がやってきました。
「こんにちは。
まなちゃん、散歩やね」と声をかけてくれたねニコ


市の職員が、おじさんの所に行き話をした後、おじさんと2人で歩いて来るのが見えました。

まなは市の職員、おじさんの傍へと行く気満々でした。

市の職員も犬が居た人で、3年ぶりに戻ってきたと言っていましたが、まなを覚えていてニコニコしていました。

市の職員に背中を撫でて貰ったね。

まなが大好きなおじさんも険しかった表情が心なしか和らいでいました。

2人にお疲れ様ですと告げた後、別の場所に向かいました。



西の方の公衆トイレが見えると、まなの歩く速度が上がりました。
優しいおじさん、柴犬が好きなおじさん、気さくなおじさんが側溝の掃除をした後、アスファルトの隙間に生えた草を三角の削り鍬で打ち込み、刈り取るのが見えました。
まなは又、少し離れた所で、おじさん達の作業を見守っていましたが、柴犬が好きなおじさんが草を入れたゴミ袋を持って近くに来て「散歩やな〜」と声をかけてくれました。
アスファルトの隙間に生えた草は根が張り、抜きにくいそうです。

気さくなおじさんもゴミ袋を持って、近くに来て「おう、まな」と、声をかけてくれました。
まなは、おじさんの傍に行く気満々で耳の後ろを撫でて貰い上機嫌でした。
私が「この辺りも草抜きをされるんですか?」と尋ねると「関係ないのにと思ったやろ?ここも担当なんや〜」と笑っていました。

おじさん達に「いつも有難うございます。お疲れ様です」と御礼を伝えると「いやいや」と返ってきました。
おじさん達も少し表情が和らいでいたね。
気さくなおじさんが「こっちの草抜きもするぞ。まな、またな〜」と草抜きを再開するのを見届け、帰りました。
今日も優しい人に会えて良かったね。