昼過ぎに2回目の散歩に行きました。
薄曇りの空だったのもあってか、昨日よりは涼しく感じます。
八重桜を眺めた後、坂を上り、木陰に向かうと、まなが大好きなおじさんが竹の支柱を立てるのを目にしました。
通路に面していて、たびたび歩行者が通り過ぎましたが、まなは恋する乙女と化して、おじさんの作業をじっと見つめていました。
おじさんは手際が良かったねニコ
おじさんに「お疲れ様です」と声をかけると少し表情が和らいでいました。
木の土台が設けられたのを見て何かと思ったら、竹の支柱を立てる為に準備されたもののようです。
また何かの花が植えられるのかな?

休憩所に向かう途中、まなの歩く速度が上がりました。
後ろから案内のおじさんが歩いてくるのを見て、まなが傍に歩み寄りましたが、おじさんはニコニコ笑顔でした。
「こんにちは。
まなちゃん、元気やね〜」と、まなに声をかけてくれたね。
おじさんは、お参りに来た人の案内を終えて事務所に戻るところでした。
「事務所に戻ります。
まなちゃん、またね」と、おじさんが事務所に戻るのを見届け、隣の休憩所で寛いでいました。


少し経って優しいおばさんが売店から出てきました。
「こんにちは。
まなちゃん、来てくれたんやね」と、おばさんが耳の後ろを撫でると、まなは気持ちが良さそうにグーンと身体を伸ばしていました。
そうしていると「あ、ワンちゃんが居る〜」と4歳位の女児が急に駆け寄って来て、まなの頭を撫でようとした為に「ワンちゃんは怖がるからね〜」と女児に声をかけ、おばさんも「この子は怖がりやからね」と、まなの前に来て、女児に「そっと見てやってね」と声をかけていました。
女児の親に「すみません」と謝られましたが、小さな子供を見かけた時は、こちらから近くに行かないようにしています。


女児が今後も犬を好きでいてくれたらと思いつつも、愛犬は大丈夫だからと過信しては駄目ですね。
以前、飼い主が神経質だから犬も感化されていると言われた事があります。
私にすれば他犬に吠えたり、通行人に吠えたり威嚇したりせず、まなが落ち着いて歩けたら十分と思っています。





おばさんも上手くフォローをしてくれたね。
おばさんの家に居た犬達は飼育放棄や虐待を受け、まだ若い内に迎え入れたのに、散歩で他犬を見ると逃げようとしたり、作業服を着た男性を怖がったりとトラウマがあったそうです。
いつガブッと噛むかもしれず、散歩も周りの状況ばかり見ていたと聞いて、何か切なくなりました。



一瞬、ヒヤッとした出来事もあったものの、今日も優しい人に会えたねニコ