昼過ぎに2回目の散歩に行きました。
天気が良く散歩道では花見をする人が多かったです。
家族でバドミントンをしたり、気心が知れた人と弁当を食べたり、犬の散歩をする人もいましたが、ノーリードの小型犬が突然、斜面を上ってきたのに啞然としました。
まなは吠えたり唸ったりもせず、眼中にないのが幸いでした。
「もう、〜ちゃん」と、飼い主女性が小型犬の後ろから歩いて来たのにムッとして「リードを繋いで貰えませんか。犬が嫌いな人も居ますよ」と注意すると、女性は面食らった表情をしていました。
何か私が一方的に悪いみたいでした

「そうですよね、すみません」と慌てて小型犬を抱いてリードを繋いでいましたが、犬の散歩をする人もリードが長い人が目立ち、ヒヤヒヤしました。

私の気持ちと裏腹に、まなは休憩所に行く気満々で足取りが軽やかでした。
休憩所の横に自販機が2台設置されていて、その周りには空き缶がポイ捨てされ、優しいおばさんが大きなゴミ袋に回収しているのを目にしました。
あ、おばさんが居るね。
おばさんが「まなちゃん、手が汚いから洗ってくるね〜」と手を洗った後、まなの背中を撫でてくれました。
おばさんが「さっき、リードをしてないトイプードルが居ったよ」と教えてくれましたが(私が注意した小型犬と別の犬でした)ノーリードとかリードが長い犬を何度も見たそうです。
通りかかった人が避けていたというのも想像がつきます。
おばさんは明日、友達と花見に行くとかで仕事が休みと言っていました。
今日、おばさんに会えて良かったね。
通りかかった人にも頻りに声をかけられましたが、「可愛い〜」と頭から撫でようとする人がいて、まなが驚いて後退りした為、一言お詫びをして通り過ぎました。
まなを安易に近づけないようにして、距離を置いても難しいですね。

私も余程、フレンドリーな犬でも自分から撫でようとはせず、犬がクンクン匂いを嗅ぐのを見て声をかけます。
まなも、ストレスを感じていたのかもしれません。
あまり構いすぎず、好きな人の傍に行き、寄り添うだけで十分なようです。
私の見識の甘さを反省しました。
帰り際、優しい声のおじさんに一瞬だけ会いました。
おじさんはお参りに来た人の案内を終えて事務所に戻るところでした。
「今日の案内はこれで終わりです。
まなちゃん、またね」と通り過ぎましたが、最後に心が和みました。
犬が好きな人ばかりではないし、自分の犬は絶対に大丈夫と過信することの怖さも思い出した散歩でしたが、まなは帰宅後、スヤスヤ寝ていました。