夕方近くに2回目の散歩に行ってきました。
日中はアウター無しでも大丈夫な位に暖かかったです。
家の近くの乙女椿も、手の届く高さの場所で蕾が膨らんでいるのを目にしましたが、近日中に次々と花が咲きそうな様子でした。
まなは休憩所に行き、売店の中をじっと見つめていました。
今日はお客様が多いね。
まなに諭し、別の場所に行こうとすると、花に詳しいおじさんが南の方から歩いてきました。
ニコ「お〜い、来たんか」
私「こんにちは」
おじさんはトイレ掃除が終わり、一旦休憩し、また他の作業に行くところだと笑っていました。
ニコ「今日は暖かいな〜。
作業も結構、捗ったで」
私「昨日の場所の土や落葉も回収されたんですか?」
ニコ「うん、終わったで」
おじさんは「今日も来たんやな」と、膝を屈め、まなの首周りや背中を撫でてくれた後「またな〜」と軽く手を振りながら通り過ぎていきました。


少し経って優しいおばさんが売店から出てきました。
あ、おばさんが来てくれたね。
「まなちゃん、来てくれたんやね」と傍に来て、まなの背中を撫でてくれましたが、まなは気持ちが良さそうに目を閉じ、おばさんの膝にもたれかかりました。
今日は紺が基調のバンダナでクールな雰囲気がすると言われたね。
おばさんは、まなは濃くハッキリした色味の方が似合うと笑っていました。
おばさんと別れた後、まなが大好きなおじさんが剪定鋏を持って現場に向かうのを目にしましたが、まなは恋する乙女と化し、おじさんを見つめていました。
おじさんにお疲れ様ですと声をかけると、少し表情が和んでいたね。


暫く経って、眼鏡のおじさんが礼拝室の鍵を閉めに来るのが見えました。
まなは朝と同じく、おじさんの傍へと駆け寄りましたが、おじさんはニコッと笑いながら、まなの耳の後ろを撫でてくれました。
「まなちゃん、行くよ」と、おじさんが声をかけると、まなは待ってましたと言わんばかりに歩き出しました。
おじさんと各礼拝室の鍵を閉めに行くのに同行し、おじさんと見つめ合う姿は微笑ましかったです。
おじさんは若い柴ちゃんを初めて見た時は、まなと体格や容貌が似ていると思ったそうで近くで見ると、まなと違うと分かったと言っていました。
今日も優しい人に会えたねニコ