今日は午前中に実家→母の面会に行きました。
家からバイパスに乗り渋滞もなく病院まで15分もかかりませんでした。
病院に着いた頃、母がリハビリに行くところで、どれくらい動けるのか確認も兼ねて見学させて頂きました。
リハビリ室までU字歩行器を使用し、リハビリ室で最初に平行棒で片手を持って歩き、その後で右手に杖、左手は平行棒を持って歩き、休憩をしてから両手で平行棒を持ち、踵の上げ下げやその場でゆっくり足踏みを行いましたが、先週より両足に体重も乗せられるようになっていたのには驚きました。
杖歩行は、左足と杖とバラバラの動きだったのが少し慣れてきたのか、杖を持つ手にも力が入っていました。
母はリハビリがしんどいと言いながらも、殆ど休憩はしませんでした。
母のように大腿骨を骨折した人の他に足首、頚椎を骨折した人、膝を痛めた人と様々な容態の人がいて、退院後を見据えて、早い内からリハビリを行う必要性を改めて実感しました。

帰宅後、2回目の散歩に行きました。
家を出て、徒歩2分程の所で気さくなおじさん、柴犬が好きなおじさん、市の職員、優しいおじさん、班長さんが休憩していて、まなは一目散に5人の傍に駆け寄りました。
おじさん達は、まなが軽やかに走るのを見て驚いた様子でした。
気さくなおじさんが「来たぞ〜」と笑っていましたが、まなが上目遣いをすると「撫でてくれと言いよんな」と、まなの背中を撫でてくれました。
その後、柴犬が好きなおじさんの傍に行き、耳の後ろを撫でて貰いました。
今日は柴犬が好きなおじさんの傍にいることが多かったです。
まなが寄り添うのを見て、おじさんは心なしか上機嫌でした。
班長さんにも「元気やな〜」と背中を撫でて貰いましたが、ぶっきらぼうな班長さんは、まなが傍に行くと表情が和らいでいました。
市の職員や優しいおじさんにも声をかけて貰い、楽しい時間を過ごせたね。
まなが不動柴と化したのを見て、柴犬が好きなおじさんが「さあ、行くで」と足踏みをすると、まなが歩き出し、気さくなおじさんが「またな」と声をかけてくれました。

坂を上り、日本水仙が咲く場所に足を伸ばしました。
その近くでは、新しく来た人、まなが大好きなおじさんが剪定作業を行っていましたが、まなは恋する乙女と化して、じっと見つめっぱなしでした。
毎年、この時期に剪定が行われているのを折に触れて目にします。
1年で枝も大きくなりますね

枝が置かれた所から少し離れた通路を通り過ぎ、暫く経って眼鏡のおじさんが歩いて来るのが見えました。
礼拝室の鍵を閉める時間が来て、まなが眼鏡のおじさんの傍に歩み寄ると、「こんにちは。
まなちゃん、また夕方に会うたね〜」と、おじさんがニコニコして、まなの背中を撫でてくれました。
おじさんは、まなが同行する気満々でいるのが嬉しかったようです。
おじさんも、知人が姫路城マラソンに参加したとかで、ゴール地点で待っていたと言っていました。

年に3回くらいフルマラソンを走ると言っていたね」
私「4時間切るのは凄いですよ。
ずっと走っておられるんでしょうね」

おじさんは一昨日は寒く、ゴールで待つだけで身震いしたと苦笑いでした。
おじさんが各礼拝室の鍵を閉め終わり事務所に戻るのを見届け、家に帰りました。
今日も優しい人に会えて良かったね。