午前中に実家に行った後、母の面会に行きましたが、病院の外では葉牡丹や他の冬の花が植えられ、寒空の下でも逞しく生き生き咲いているのを目にしました。

(他の花の写真は撮り忘れましたが)


手のひらに収まる程の大きさで、緑と赤紫色、クリーム色の葉が温かみがあります。

クリーム色が基調の葉牡丹は、ブーケみたいに見えました。

赤紫色の葉牡丹は葉に細い切れ込みが入り、赤紫色と緑の葉牡丹はフリンジの形の葉で波を打っているように見えましたが、葉牡丹も色々な種類があると実感しました。

葉に紫が入ると、繊細で奥行きがある色合いになりますね。


帰宅後、途中まで車に乗り、散歩に行ってきました。

まなが休憩所に行く気満々で、売店をチラ見しましたが、優しいおばさんが居なくて残念だったね。

子供達が「あ、ワンちゃんが居る」と大声を出して、まなの傍にやって来たものの「ワンちゃんがビックリするからね」と諭すと「そうなんや〜」と、言いながら「ワンちゃん、またね」と手を振り、走り去って行きました。

その後、案内のおじさんが事務所へと走って行くのを目にし「お疲れ様です」と声をかけると「こんにちは。

まなちゃん、またね」と軽く手を振りながら、おじさんが事務所に入って行きました。


別の場所に行く途中に、柴犬が好きなおじさんが計量カップを手に歩いてくるのが見えました。
まなは、おじさんの傍に一目散に歩み寄りましたが、おじさんが笑いながら「散歩やな〜」と計量カップを地面に置いて、まなの耳の後ろを撫でてくれました。
おじさんはオフモードだったね。
計量カップには茶色の丸い粒が入っていて、向こうの池に居る鯉に餌やりをしに行くところだと言っていました。
(おじさんが買っているそうです)


ニコ「仕事に来た日に鯉の餌やりと様子を見とるんや」
私「鯉の餌を初めて見ましたよ。
私は麩を与えているものと思っていましたけど」
ニコ「人間が食べる麩はあかんやろ。
色んな物が入っとるからな」
おじさんが池に行くのに同行しましたが、鯉が口をパクパク開けて餌を一気に食べるのにはビックリしました。

おじさんが辺りを見回し「2時から2時半位に、ここで鯉や鳩に餌やりをする人が居るんや。
パンをちぎった物をばらまいとったけど、周りが汚れて困るで」と溜め息をついていました。
たまに回収をするそうです。
そんな人に注意しても逆ギレとか、別の場所に行って餌やりする為、放っていると言っていました。



おじさんが餌やりを終え、まなの耳の後ろを再び撫でてくれました。
おじさんも表情が穏やかでした。
「お疲れ様です」と声をかけると、「またね〜」と事務所に戻って行きましたが、程なくして霙が降り始め、車に乗って帰りました。
今日も優しい人に会えたねニコ