午後に2回目の散歩に行きました。
紫陽花が植えられた場所の近くでは、花に詳しいおじさんが竹を割ったものを並べて、花壇を区切っていました。
犬が中へと入りこまない対策も兼ねているそうです。
おじさんと目が合い「お〜い、来たんか」と声をかけられ、まなは一目散に傍に歩み寄りました。
おじさんが休憩と言いながら、軍手を外し、まなの耳の後ろや背中を撫でてくれましたが「今日は風が殆どないから言う程、寒うないな〜。
君の毛は冬に対応できるし、手触りがええな」と、まなに優しく語りかけていました。
まなも撫でて貰うのは嬉しいね

おじさんは今月28日が仕事納めだそうですが、案内をする人達は年末年始も交代で出勤するとかで「いつもより気忙しくないやろうけど大変やで」と、おじさんは事務所で働く人を気遣っていました。
おじさんに「お疲れ様です」と一言、告げて別の場所に向かいました。
まなが大好きなおじさんが風下で落葉の回収作業を行うのが遠目で見えましたが、まだまだ今でも落葉が多い場所があるようです。
まなは恋する乙女と化し、おじさんがいる所をじっと見つめていました。
周りでも水抜き作業が行われていたりと大きな車が停まっていたのもあり、そのまま通り過ぎました。
夕方近くになり、水洗い場の周りにいると年配のおじさんが歩いてくるのが見えました。
まなは一目散に、おじさんの傍に駆け寄りましたが、おじさんの表情が緩み「こんにちは。
まなちゃん、2回目の散歩やね〜」と声をかけながら、まなの背中をそっと撫でてくれました。
おじさんは、礼拝室の鍵を閉めに行くところでした。
各礼拝室の鍵を閉めに行くのに、まなは同行する気満々で、おじさんの傍に寄り添い歩いていました。
おじさんがスマホを見ながら礼拝室の鍵を閉める時間ピッタリに、事務所に近い礼拝室から順に鍵を閉めていましたが、ギリギリに来ながら長くお参りをする人も居るそうです


私「何時までと区切りをつけておかないと、閉める時間が遅くなりますね。
何とも思わない人もいるでしょうね」
おじさんも対応に困ることがあるようです。
おじさんが鍵を閉め終わり、事務所に戻るのに途中まで同行しました。
まなが傍に寄り添っているのを見て、おじさんが「まなちゃんは幸せやね。
こうやって落ち着いて歩けるしね〜」と言っていましたが、まなは優しい人達に恵まれているのは確かですね。
おじさんも28日が今年の仕事納めだそうです。
「28日に来ます。
まなちゃん、またね」と、おじさんが手を振って歩いていくのを見届け、家に帰りました。
今日も優しい人達に会えたね
