昼過ぎに2回目の散歩に行きました。

まなは今日も休憩所に行きましたが、売店に優しいおばさんが居るのに気づき、じっと中を見ていました。

おばさんは丁度、接客中でした。

お客さんが出て行った後、おばさんが「こんにちは。まなちゃん、来てくれたんやね」と、まなの傍に来て背中を撫でてくれました。

まなも、おばさんに会えて嬉しいね。


おばさんが「まなちゃんは、そっと傍に寄り添ってくれて優しいね〜」と、まなの背中を何度も撫でてくれましたが、弾力がありながらフワッとして柔らかい毛だとニコニコしていました。

おばさんはゴールデンレトリバーも居た事があり、知り合いのつてで2歳位で迎えたそうです。

ゴールデンレトリバーは人懐っこくて甘えん坊で、人の傍に居たくて仕方がないようだったと聞きました。

アメリカンコッカースパニエルは1歳過ぎで飼育放棄され、一度は里親が決まったのに性格が悪いとすぐ返され、2歳になり、3度目にして、おばさんが迎えたとの事でした。


おばさんは若くて健康状態が良い犬は里親希望者が多いのも分かるし、仔犬から迎えたら成長する過程が見られたのにとも思ったそうです。

まなは柴犬の気質を受け継ぎながら、人を怖がる様子もなく落ち着いているのが良いねと言っていました。

程なくして、まなが大好きなおじさんがトイレ掃除を終えて事務所に戻るのと、少し経って優しい声のおじさんが案内を終えて事務所に戻るのを見ましたが、2人に「お疲れ様です」と声をかけると表情が和らいでいました。

まなは恋する乙女と化して、大好きなおじさんを見つめたかと思った後で、軽く尻尾を振り、優しい声のおじさんを見つめていました。



南天の実も赤く色づいています。

コロンとした丸い実が鮮やかですね。



別の場所に行くと花に詳しいおじさんに会いました。
おじさんは土を耕しているところでしたが、まなの姿を見ると「お〜い、来たんか」と、まなの耳の後ろをそっと撫でてくれました。
おじさんは今日も穏やかな表情をしていたね。
優しい声のおじさんがお参りに来た人に案内に行くのを見て「お疲れさん」と声をかけていました。


花に詳しいおじさんも優しいおばさんと同じく、ゴールデンレトリバーが家に居た人で、優しくて穏やかだったと笑っていました。
おじさんは毎日、犬に話しかけたり、散歩で土の匂いを嗅がせたり、風の音や車の通行音など聞かせたりする事で日常の生活の中でも犬は順応するし、構いすぎは自立心を奪うことがあると言っていました。
今日も優しい人に会えたね。