昼過ぎに2回目の散歩に行きました。
まなは今日も休憩所から売店をチラッと見ましたが、優しいおばさんが居ないのを確認すると、サッと立ち去り、礼拝室へ直行しました。
今日も、おばさんは居なかったね。
礼拝室から案内のおじさんがお参りに来た人と話をするのが聞こえた途端、まなが出待ち柴と化し、少し離れた所で、おじさんが出てくるのをじっと見つめていました。
通りがかった人の表情が優しく穏やかで、まながクンクン匂いを嗅ぎながら歩み寄り「おとなしいね〜」と、耳の後ろを撫でて貰ったり、声をかけられたりと待つのも平気そうでした。
おじさんが礼拝室から出てきて、階段の落葉を回収し終わり「まなちゃん」と傍に来てくれたね。

まなちゃん、散歩に来たんやね」
私「こんにちは。
風が無い分、寒さがマシですね」

おじさんは、ふぅ😮💨と一息ついていましたが、まなが背中を向けると表情が和ぎ、まなの背中や耳の後ろを撫でてくれました。
まなの毛が思ったよりフワフワして、保温性があり、手触りが良いと何度も首周りも撫でてくれたね。
おじさんは、朝から事務所と礼拝室を行ったり来たりしていたそうです。
「まなちゃん、またお母さんと来てね」と事務所に戻って行きました。
礼拝室の西では花に詳しいおじさんが土を耕し、まとめた落葉を上にザッと置いていました。
腐葉土として使うそうです。
まなは、おじさんが土を耕すのを離れた所でそっと見守っていました。
おじさんは今日も何かの歌を口ずさんでいるね🎵
暫く経って、おじさんがお茶を飲んでいるのが見えました。
お茶のペットボトルをベンチの端に置いた後で、まなの傍に来てくれましたが、おじさんも優しい表情でした。

朝は寒かったけど、今はマシかな」
私「こんにちは。
風がなくて良かったですね」

風が強かったら寒うて叶わんしな」
おじさんが、まなの顔周りをそっと撫でながら「冬毛に変わってきたな〜。
君も、夏より冬の方が元気やな。
散歩も今は楽しい季節やからな」と、まなに優しく話しかけていました。
まなも安心感を覚えたようで、傍を離れようとしませんでした。
私「まなが作業を見ているのを気にしないでくださいね」

君も家でずっと居るだけなんは物足りひんのやろな。
家に居った柴犬もそうやったで」
おじさんが「こうして元気で居るから散歩に来られるんやで。
いつか散歩には行けんようになるけどな〜」と言うのを聞いて思わずホロリときました

おじさんが再び、まなの顔周りを撫でてくれて、まなも気持ちが良さそうでした。
おじさんは何時も優しいね。
おじさんに「お疲れ様です」と声をかけると「またね」と返ってきました。

坂を下り、家に向かって歩いていると班長さんに会いました。
落葉の回収作業が終わって、事務所に戻るところだとのことでした。

私「はい、そうです」
まなが班長さんの傍へと歩み寄ると、班長さんは表情が緩んでいました。
まなの耳の後ろを撫でてくれたね。
「皆も後ろから来よるぞ、またな〜」と班長さんが歩いて行き、すぐ後ろに気さくなおじさん、優しいおじさん、少し遅れて柴犬が好きなおじさん、市の職員が来るのが見えました。
まなは気さくなおじさんの傍へ一目散に駆け寄りました。
おじさんも「まな、おいで」と、手をパンパン叩いていましたが、まなが後退りしつつ、おじさんの傍に行くを繰り返していて「何や、まな〜。素っ気ないぞ」と、おじさんが笑いながら、まなの耳の後ろを撫でてくれました。
おじさんは「撫でてくれと言いよんな〜」と何度も耳の後ろを撫でてくれたね。
柴犬が好きなおじさんの傍にも行き、「元気やな〜」と背中や耳の後ろを撫でて貰いました。
柴犬が好きなおじさんも、まなを見て表情が緩んでいましたが、市の職員や優しいおじさんにも声をかけて貰いました。
班長さん、少し遅れて気さくなおじさん、優しいおじさん、柴犬が好きなおじさん、市の職員に途中まで同行しましたが、まなは気さくなおじさんに寄り添って歩いていました。
おじさん達は、まなが同行するのにも慣れっこという感じでした。
私が「お疲れ様です」と皆に声をかけると、気さくなおじさんが「おう、お疲れさん、まな、またな」と手を軽く振り、他のおじさんも「またね〜」と声をかけてくれました。
まな、今日も散歩で優しい人達に会えて良かったね。