昼過ぎに2回目の散歩に行きました。
12月中旬過ぎましたが、散歩道ではガザニアが咲いていました。 
オレンジの花は物寂しい光景が広がる冬空に明るい彩りを添えています。 



まなは今日も休憩所に行き、売店の方を見つめていました。
優しいおばさんが居たらいいね。
おばさんが居ないのが分かると即、立ち去り、礼拝室へ行く気満々でした。

礼拝室では案内のおじさんの声が聞こえてきました。
まなは出待ち柴と化し、少し離れた所で、おじさんが出てくるのを見つめていましたが、通りがかった人にも時折声をかけられアイドル気分?でした。


おじさんが案内を終えて、礼拝室から出てくると、まなは「お疲れ様」と労うように傍に歩み寄りました。
おじさんもホッとした表情に変わり、「まなちゃん、来てくれたんやね〜」と、まなの前に座り込み、ゆっくりと耳の後ろを撫でてくれました。
まなも、おじさんに会えて嬉しいね。


おじさんが事務所に戻るのに途中まで同行しましたが、まなは傍に寄り添い見守るように歩いていました。
おじさんは、今日も事務所と礼拝室を行ったり来たりしていたそうです。
年末年始には案内が休みで、その前に予約が立て込みがちになるのかもしれませんね。
まなが傍を歩いてくれるのが癒されますと、おじさんは笑っていました。

おじさんが「まなちゃん、またね〜」と事務所に戻るのを見届け、東に向かい、家へと急ぎました。


坂の下では新しく来た人が側溝に積もった落葉の回収を行っていました。
周りに幾つか黒いゴミ袋が積み重ねられていましたが、午前中に落葉の回収を行い、その続きだったそうです。
私「こんにちは」
ニコ「こんにちは」
私「まだ落葉が多いんですね」
ニコ「上から落ちてくるからね〜。
まだ終わりそうにないけどね」
私「いつも有り難うございます。
お疲れ様です」
ニコ「いやいや、有り難う」
おじさんも表情が少し和らいでいました。
今日も優しい人に会えたね。