昼過ぎに2回目の散歩に行きました。
まなは今日も優しいおばさんがいるかなと休憩所から売店を眺めていましたが、おばさんは居ませんでした。
おばさんに会えなくて残念だったね。
まなも切り替えが早くサッとその場を離れました。
別の場所に行く途中、年配のおじさんに会いました。
おじさんは礼拝室での案内を終えて、事務所に戻るところでした。

まなちゃん、散歩に来たんやね〜」
私「こんにちは。
日中も少しヒンヤリしていますが、足は大丈夫ですか?」

大腿四頭筋辺りの筋力が弱っていると言われてね、サボったらあかんね」
おじさんが苦笑いしながら、まなに「まなちゃん、事務所に戻るね〜。
また案内に行くけどね」と声をかけて通り過ぎていきました。

まなは礼拝室のある場所に行く気満々で、スタスタ歩いていきました。
10分も経たずに、おじさんがお参りの人達と歩いて来るのが遠目で見えた途端、まなが出待ち柴と化して、少し離れた所で佇んでいました。
近くで通りかかった小型犬、通行人がいても眼中に無い様子でした。
通行人にも時折、声をかけられましたが、案内が終わり、おじさんが出てくると「お疲れ様」と労うように、傍に歩み寄りました。
おじさんの表情が和らぎ「待ってくれとったんやね」と、まなの耳の後ろを撫でてくれましたが、まなも気持ちが良さそうでした。
出待ちをした甲斐があったね

おじさんは今日は8組の案内があったとかで、どれだけ歩いたかとスマホの歩数を確認し、見せてくれました。
「10組の案内で10,000歩行くか行かないかです。
今日は、どれくらいかな?」とスマホを見て、歩数が7,700弱と表示されていました。
私「これで十分ですよ」

おじさんは、礼拝室の鍵も閉めに行くから、もうちょっと歩数が増えるねと笑っていました。

途中まで同行しましたが、まなは傍を離れず、おじさんに寄り添って歩いていました。
おじさんは、お孫さんの出産が明日の予定と言っていて、お孫さんの誕生日が12月16日、おじさんの誕生日が12月22日と近く、覚えやすいねと笑っていました。

何とか無事に済んでホッとしました」
私「お疲れ様です」

おじさんが事務所に戻るのを見届け、家に帰りました。
今日も優しい人に会えて良かったね。