昼過ぎに2回目の散歩に行きました。
風がビュービュー吹いて、身震いし、ふたりで半分この歌詞が脳内で繰り返し再生されましたが、まなは気にせず坂を上って行きました。
風が吹くと体感温度が下がりますね。
散歩道の一角に植えられたアネモネやラナンキュラスは、霜除けに備えてのカバーがつけられていました。
霜除けのカバーをつけている人がいましたが、邪魔をするのも悪いと思い、遠回りし、別の場所に行きました。
礼拝室から案内のおじさんの声が聞こえてくると、まなが出待ち柴と化し、少し離れた所で佇んでいました。
暫く経って、おじさんが礼拝室から出て来て「まなちゃん」と声をかけてくれましたが、事務所の人がやって来て「次の人が来られたから、また今度ね」と事務所に戻って行きました。
おじさんも大忙しでした。

急な坂を下り、西に向かいました。
まなの歩く速度が途中から上がりましたが、石段では市の職員、班長さん、気さくなおじさん、優しいおじさんが休憩中でした。
まなは「来たよ〜」と言わんばかりに一目散に気さくなおじさんと班長さんの間に駆け寄りました。
気さくなおじさんは「おう、まな。
手伝うてくれるか、いや、無理か」と冗談を言いながら、まなが傍に来るのを優しく見守ってくれました。
おじさん達は落葉の回収を行い、綺麗になったと思ったのも束の間で、また風で落葉が散乱している、キリがないとぼやきっぱなしでした


班長さんも、まなが傍に来たと嬉しそうで猫じゃらしを左右に振っていましたが、気さくなおじさんが「班長、猫と違うんやから」とツッコミを入れていました。
辺りには草が沢山、生えています。
気さくなおじさんは手を洗っても臭いから今日は撫でられず、まなに悪いなと謝っていました。
班長さんは臭くないからと背中を撫でてくれて、まなも上機嫌でした。
優しいおじさん、市の職員にも声をかけて貰い、短いながら、まなは楽しい時間を過ごせたようです。
まなが不動柴と化すのを見て気さくなおじさんが「まな、帰るぞ」と、帰るフリをすると、まなは漸く歩き出し、家へと向かいました。
今日も優しい人達に会えたね。