昼過ぎに2回目の散歩に行きました。
木々の間を吹き抜ける風が心地良く、まなの足取りも軽やかでした。
モミジの前のベンチでは弁当を食べる女性と外国人男性がいましたが、まなは食べ物が気になるのか、じっと2人を見つめていて恥ずかしかったです。
2人に一言告げて、別の場所に向かいました。

案内のおじさんがお参りの人と一緒に歩いて来るのが見えました。
お参りの人が「可愛い柴ちゃん」と声をかけてくれたね

おじさんは「まなちゃん」とニコニコしながら「ここで散歩をしているんですが、おとなしい子ですよ」と、まなの耳の後ろを撫でてくれました。
おじさん達が礼拝室に入るのを見届けて、坂を下り、西に向かいました。

広い車道?は人や車の往来が少なく、歩きやすかったです。
夏は気温が高く、地面の照り返しが強くて歩けませんでした。
家に帰る途中、まなの歩く速度が上がりましたが、気さくなおじさん、柴犬が好きなおじさん、優しいおじさんが石段に座って休憩しているのが見えました。
まなが一目散に気さくなおじさんの傍に駆け寄ると、おじさんが笑いながら「今日はこっちで散歩しよんか。
まな、お前さんはよう歩くな〜」と、まなの背中を撫でてくれました。
おじさんが一旦手を止めると、まなが上目遣いをし、おじさんに背中を向け「撫でてくれと言いよんな」と、再び撫でて貰い、まなも上機嫌でした。

柴犬が好きなおじさんにも「今日も会うたな〜」と背中を撫でて貰ったね。
私「昨日は下から上の移動でしたね」

おじさんは今の時期やから良かったけど、これが真夏やったら倒れそうやと苦笑いでした。
おじさんが首周りを撫でると、まなは気持ちが良さそうに身体をグーンと伸ばしていました。
気さくなおじさんが「まなは、どこも悪いところが無さそうやな〜。
10歳いうても、しっかり歩くし」と言っていましたが、友達の犬は人間と同じ糖尿病になっていたそうです。

私「生肉ですか。
私は寄生虫が気になるんで、肉は絶対に加熱させますけど…」

結局、療法食になったぞ」
おじさんは糖尿病は目も悪くなるし、怖いぞと力説していました。
優しいおじさんにも耳の後ろを撫でて貰いました。
おじさんも犬が好きな人です。
おじさんは右目が見にくいと言っていましたが、気さくなおじさん、柴犬が好きなおじさんが「早う眼科に行かなあかんぞ」と受診を勧めていました。
飛蚊症らしく、私も「重篤な病気が隠れているかもしれませんよ。
私は網膜裂孔とブドウ膜炎が見つかりましたけど、遅れたら失明の恐れがあったそうです。
結局、緑内障になりましたけど」と、優しいおじさんに私の実例を伝えると柴犬が好きなおじさん、気さくなおじさんは驚いていました。
強い近視も病気になりやすいのを私も以前は知りませんでした。

市のトラックが到着し、おじさん達が剪定した木の枝をまとめて入れていました。
おじさん達に「お疲れ様です」と声をかけると気さくなおじさんが笑いながら「おう、ご苦労さん〜」と軽く手を振ってくれました。
まな、今日も優しい人達に会えて良かったね
