昼過ぎに2回目の散歩に行ってきました。
午前中は強い雨が降った時間もありましたが、次第に雨脚が弱くなり、曇り空になった頃に家を出て正解でした。

見頃を過ぎて、色褪せつつある額紫陽花は絵の具を水で滲ませたような色合いをしています。
色の濃淡、花の色の移り変わりを紫陽花は楽しめますね。

白い紫陽花は少し遅く咲いた為か、瑞々しさがありました。

紫陽花を眺めていると、草刈りの音と混じり、洗浄作業をする音が聞こえてきました。
まなは頻りに耳を動かし、作業が行われている方に行く気満々でしたが、新しく来た人、まなが大好きなおじさんが交代で、洗浄作業を行っていました。
ブシュー、ヴォーンヴォーンと一点に集中して水圧をかけて、汚れを洗い流していきます。
まなは今日も恋する乙女と化して、大好きなおじさんをじっと見つめっぱなしで動こうとしませんでした。


おじさんに気づいて貰いたいと言わんばかりで、私が向こうに行こうと言っても聞く耳持たずで、木陰に佇んでいました。
この頃は曇り空で少し風が吹いていて涼しかったです。
まなも居心地良さそうでした。
途中で案内のおじさんと事務所の人が通りかかり、おじさんが「あ、まなちゃん。
雨が止んで散歩に来たんやね。
お母さん、体調は如何ですか」と私にも声をかけてくれました。
先日、体調が悪く、散歩に行けなかったことを覚えて下さっていたようです。
「何とか回復しましたよ」と言うと、おじさんは「良かったです」と笑っていました。
おじさんが事務所の人に「この子は、まなちゃんと言うんです。
おとなしい柴ちゃんでしょう」と言いながら、まなの耳の後ろを撫でてくれましたが、事務所の人の家も前に犬が居たらしく、まなが匂い嗅ぎをするのを優しく見守ってくれました。
事務所の人にも耳の後ろを撫でて貰ったね☺️
おじさん達が礼拝室に向かうのを見届け、まなは再び大好きなおじさんを見つめていました。


あなたをふりむかせる~🎶と、まちぶせの歌詞が思い浮かぶ程に、まなが少しずつ前へ歩み寄りましたが、周りを見渡していたおじさんと目が合い、一瞬だけ、おじさんも表情が緩んでいました。


おじさんは洗浄作業で出た水を箒で掃き出していました。
多くの水が出るようです。
洗浄作業が行われたスロープも綺麗になっていました。

おじさんが新しく来た人と何か話をした後、工事用バリケードを動かしながら、私の方に来ました。
まなは、おじさんが傍に来て喜んでいましたが、場所を変えて作業を行うとのことでした。
😃「ごめんな~。
今からそっちで作業するんや。
水が飛ぶから、この後ろ側に居ってくれるか」
私「こちら側でも作業をされるんですね」
😃「うん、今のうちにな~」
私「分かりました。
まな、こっちに行くよ」
😃「まなちゃん、悪いな」
私「作業お疲れさまです」
雨がポツポツ降りだしたのもあり、おじさんと新しく来た人に一言告げて帰途に着きました。
案内のおじさん、事務所の人に再び会い「またね👋」と声をかけられましたが、まなにとっては心和む時間になったようです。

ここにもネジバナが咲いていました。


雨は長く降らず帰宅した頃には日差しが降り注いでいました。
まな、おじさん達に会えて良かったね☺️