一昨日、昨日と一転し、今日は黄砂の飛来がなくなったようで青空が広がっています。
散歩道の一角にはネモフィラが見頃を迎え、水彩で描いたような青い花は見ていて心がなごみました。


でも、一部で花を踏み荒らした痕跡も見られました。
散歩中の犬が花を踏んでいても飼い主が知らんふりで通り過ぎると聞いたことがありますが、何だか悲しく腹が立ちました。

木陰で風が吹き抜ける所では、まなは心地良さそうに寛いでいました。
暫く不動柴と化し、まなが東の方を眺めていましたが「お~い」と誰かが呼ぶのが聞こえ、よく見ると気さくなおじさん、柴犬が好きなおじさん、優しいおじさんがブロワーを持って歩いてきました。
おじさん達は溝に落ちた木の葉やゴミの回収を終え、事務所に戻るところでした。


まなは気さくなおじさん、柴犬が好きなおじさんの間にサッと駆け寄り、身体をグーンと伸ばして、気さくなおじさんを見つめていました。
おじさんは「撫でてくれと言いよんな」とブロワーを道路端に置いて耳の後ろを撫でてくれましたが、柴犬が好きなおじさんも、優しいおじさんも共に笑顔になりました。
気さくなおじさんが「まな、首がヒンヤリしとるな~。
もうクールネックをしとるんやな、服は虫除けか?」と尋ねてきましたが、おじさんの友達の犬も同じようにクールネックとか服を着ていたそうです。
柴犬が好きなおじさんも笑顔で「ほんまや、冷たいな」と、まなのクールネックに触れた後で、耳の後ろを撫でてくれました。
優しいおじさんも、まなに声をかけてくれたね。
おじさん達は、まなが青や白の服を着ていても、まなだと直ぐ分かるそうです。
バンダナをしなくても、まなと分かると言っていました。

まなが、なかなか帰ろうとせず「さぁ帰ろうか」と柴犬が好きなおじさんと、気さくなおじさんが歩き出すと重い腰?を上げ、おじさん達の後ろを歩き始めました。
おじさん達が「またな~✋」と、事務所に戻るのを見届けた後、礼拝室へ向かいました。
暫く経って、案内のおじさんが鍵を閉めに来ましたが、まなは弾むように、おじさんの傍に駆け寄り同行する気満々でした。
おじさんは「ちょっと遅くなったね。まなちゃん、待ってくれとったんやね~」と表情が和らぎ、「さあ行くよ」と、まなに声をかけて歩き始めました。
まなが、おじさんと話をするように見つめ合いながら歩く姿は健気でいじらしかったです。
おじさんが礼拝室に着き「また3日後ね」と、まなの耳の後ろを撫でてくれた後、まなはクルッと向きを変えて帰りました。

まな、今日も優しい人達に会えて良かったね☺️