昼過ぎに2回目の散歩に行ってきました。
先週半ばまでと一変し、今日は20℃超えで季節が一気に進んだような感じです。
ヤマザクラに続き、枝垂れ桜も開花しました。
風が吹くたびに枝がユラユラ揺れ、少し濃いめのピンクの花が可憐で美しかったです。
ヤマザクラが満開になり、すぐ近くで写真を撮る人の姿をよく目にしました。
若葉は赤褐色で花は白に近く、素朴で飾り気がない印象です。
枝垂れ桜やヤマザクラを眺めながら、まなは軽やかに坂を上って行きました。
土の広場では家族連れの人に会い、まながクンクン匂いを嗅いで歩み寄りましたが、その家にも犬が居るそうで、皆に背中や耳の後ろを撫でて貰い、気持ちが良さそうにグーンと身体を伸ばしていました。
犬好きのオーラが漂った人は、第六感がすぐ働くようです。
近くを歩いていた人にも声をかけられたね☺️
礼拝室の近くのチューリップも次々と開花しています。
花は真っ赤ではなく、オレンジがかかって見えました。
今日は礼拝室にお参りに来た人が結構、多かったです。
犬連れの人もいましたが、良識を持った人ばかりで、毎日こうだといいのにと思いました。
まなが南の方をじっと見つめ、吸い寄せられるように歩いていきましたが、植え込みの後ろには、まなが大好きなおじさんが居てユキヤナギを剪定するのを目にしました。
まなは、おじさんが居るのに早くから気づいていた感じです。
今日も恋する乙女と化し、傍に行きたくて仕方がない様子でした。
おじさんと目が合い、通行人が多かったのもあり、まなを抱いて歩み寄りましたが、おじさんの表情は優しかったです。
😃「こんにちは」
私「こんにちは。
木だけでなくユキヤナギの剪定もされているんですか」
😃「うん、花が終わりのところもあって伸びたままやと見苦しいやろ~。
ユキヤナギはよう伸びるしな」
おじさんは刈込鋏を用いながら先の部分を剪定していました。
😃「ほんまは、もうちょっと後なんやけどな~」
私「剪定に向いた時期がそれぞれ違うんでしたね」
😃「そうなんや。
通行の邪魔になっとる所だけを切りよんやけどな」
おじさんは、ゴミ袋に剪定した部分を纏めて入れていました。
落葉より軽くてもかさ張るようです。
まなは何を入れているのかな?とクンクン匂いを嗅ぎながら、おじさんを見つめていました。
おじさんに一言告げて別の場所に向かいましたが、ヤマモモの近くでは花に詳しいおじさんが土を耕していました。
まなは、おじさんの姿を見ると歩く速度が上がり、おじさんにも挨拶をする気満々でした。
おじさんは「お~い、来たんか」と手を止め、「ちょっと休憩」と言いながら、まなの傍に座り耳の後ろを撫でてくれました。
😃「シャンプーしたんか~」
私「はい、昨日の晩にしました。
天気が悪い日が続いて延び延びになりましたけど分かりますか」
😃「うん、手触りが柔らかくなったなと思ったで。
君もシャンプーをして貰って気持ちが良かったやろ?」
おじさんは柴犬は春に抜け毛が多いし、シャンプーして乾かすのに意外と時間がかかるもんなと笑っていました。
まなが土の匂いを頻りに嗅いでも「君の仕事やし、アスファルトより足の負担が軽いから、ここに行きたがるんやな」と優しく見守ってくれて有り難いです。
おじさんは「動きよったら暑いからジャンパーも要らんな~」と、近くの石段にジャンパーとお茶を置いていました。
「何日か前まで寒かったのに急に暖かくなって、体調管理が大変やけどな~」と苦笑いでした。
おじさんにも、無理をしないで貰いたいです。
おじさんに「お疲れ様です」と告げてヒヤシンスが咲いた場所に行くと通行人が「綺麗に花が咲いているね。アジサイもしっかり芽が出ているし」と話すのを耳にしましたが、おじさん達は多分何も言われないでしょうね。
帰る途中に再び、まなが大好きなおじさんに会い、ヒヤシンスを綺麗に咲かせ、アジサイの芽も生育が良いと言う人がいましたと告げると、おじさんの表情が少し和らいでいました。
おじさんは寒椿の剪定を行っている最中でした。
まなは又、おじさんに会えて、軽く尻尾を振っていました。