昼過ぎに2回目の散歩に行ってきました。
厚い雲に覆われ、今にも雨が降りそうですが、まなの足取りは朝よりも軽やかでした。
池の前を通り、坂を上った後、北から誰かがやって来ました。
まながソワソワしていましたが銀杏の陰で見えづらく、歩道の端に寄り「どうぞ」と声をかけると、まなが大好きなおじさんだと分かりました。
まなは恋する乙女の感が働き、おじさんと気づいたようです。
😃「こんにちは」私「こんにちは」
おじさんは早足で何処か作業に向かう途中でした。
「またね✋」と、おじさんが通りすぎるのを見届け、別の場所に向かいました。
ネモフィラやムスカリが咲いている傍で、ユキヤナギが見頃を迎えています。
白に混じりピンクのユキヤナギが風に揺れていました。
可憐で素朴ながらも折れることなく、垂れた枝で風を受け止め咲く姿は意外と逞しいです。
たまに朝に会う甲斐犬が散歩をしていましたが、キリッと凛々しい表情で格好良かったです。
まなより一回り大きく、引き締まった身体でした。
飼い主も、まなに時折、優しく声をかけてくれます。
柴犬は散歩でよく見かけても、他の日本犬に会うことが少なく飼育頭数も減っていると知りましたが、何とか後世に引き継いで貰いたいです。
おじさんは今日も穏やかな笑みを浮かべながら、まなの前に座り込み「来たんか~」と耳の後ろを撫でてくれました。
😃「今朝はザーッと雨が降ったけど雨が止んで良かったな~」
私「はい、雨の止み間を見て昼も散歩に来ました」
おじさんも「君も散歩に行きたいもんな~」と、まなに優しく声をかけていました。
おじさんが「またね✋」と倉庫に向かうのを見届け、ポツポツと弱い雨が降り始めたのを機に、家に帰ることにしました。
すぐ近くでガタン、ガタンと何か置く音が聞こえました。
柴犬が好きなおじさん、気さくなおじさん、班長さんが3人で鉄の側溝の蓋を置くところで、まなは離れた場所で作業を見ていて帰ろうとしませんでした。
気さくなおじさんが「まな、悪いな~、またな✋」と道具を取りに行く時に声をかけてくれましたが、まなに「また今度」と諭すと漸く歩きだしました。
まなが大好きなおじさんが近くで何かの木を剪定しているのも見えて「お疲れ様です」と声をかけ、そのまま家に帰りました。






