雨が降る前に2回目の散歩に行ってきました。
駐車場まで車に乗り、そこから歩いて桜やヤマモモが植えられた場所に行くと、まなが大好きなおじさんがヤマモモの剪定を行っている最中でした。
まなは今日も恋する乙女と化して、おじさんを見つめていましたが、おじさんが鋸を別の物に変える際に少し話をしました。
薙刀みたいな長い棒の先に鋸をつけての作業で、細い枝はもう1本の棒の先に小さな鋸をつけたものを使うとかで、枝の太さや長さで道具を変えているそうです。
😃「こんにちは」
私「こんにちは。
ヤマモモの剪定ですね。
大きな鋸の方が伐りやすそうですね」
😃「そうでもないで~。
なかなかスッと伐れへんな」
私「刃はよく研がれるんですか」
😃「使うたら研ぐけど幹が太いと伐りにくいで」
おじさんは1年で1m程度は枝が伸びたと言っていましたが、伸びた分だけ剪定をしているそうです。
まなが離れた所で、おじさんを心配そうに見つめる姿がいじらしく、おじさんも一瞬、表情が和らいでいました。
今日も、おじさんに会えたね。
「お疲れ様です」と一言告げて、別の場所へ行きました。
水仙の花やヒヤシンスの芽が出てきたのを眺めていると、花に詳しいおじさんが歩いてくるのが見えました。
おじさんは少し歩く速度を落とし「こんにちは~」と声をかけながら、まなの傍に来て首周りを撫でてくれました。
おじさんの表情は優しく穏やかでした。
おじさんは今日も土を耕す作業を主に行っていたそうです。
😃「何かを植えるんにしても、準備が必要やからな~。
花も思った通りに育たへんこともあるし、なかなか難しいな」
私「この苗木は、よく育ちそうとか直ぐに分かりますか?」
😃「いや、直ぐに分からんな。
でも、生命力の差はあるかもな」
おじさんは分からない事も多いけど、無事に花が咲くのを見ると安心すると言っていました。
おじさんが休憩でお茶を飲んでいましたが、昨年末早めに病院に行っておいて良かったと述懐していました。
昨春に一時期、体調が悪く休んでいて、また再び休むのもな…と思っていたそうです。
母の体調も気にかけてくれましたが、今は家事も無理ない程度にはしていますよと伝えると、様子を見に行くのはお母さんも安心やなと言っていました。
おじさんに「お疲れ様です」と告げ、駐車場へ直行しました。
まなは駐車場を通り越し、坂を下りていきましたが、気さくなおじさんが斜面で落葉の回収を行うのが見えました。
おじさんが上から「そっちに行きよんか」と声をかけてきて、私が「こんにちは。その場所は落葉が残っていますか?」と尋ねると、「まだ多いぞ~。風で飛んで来るからな」と苦笑いしていました。
おじさん達は朝から同じ場所で作業をしていたそうです。
まなが不動柴を発動し帰ろうとはしないのを見て、おじさんが「帰らんって言いよんな。
また雨が降ってきそうやぞ~。
家までやったら、結構な距離があるやろ?」と上から帰るフリをすると、まなは仕方がないなといった感じで歩きだし、駐車場に戻りました。
車に乗り、帰宅後に雨が降り始めましたが、まなは楽しい時間を過ごせたようです。
まな、おじさん達に会えて良かったね😊




