今日は再び冬に逆戻りし冷たい風が吹く中、2回目の散歩に行ってきました。
まなは朝と同じく礼拝室のある場所に行きたがります。
花に詳しいおじさんが今日も土を耕すのを目にして、まなが傍に歩み寄りましたが、おじさんが「お~い、来たんか」と優しい眼差しを向け「ちょっと休憩」と手を止めて、まなの首周りを撫でてくれました。
まなが気持ち良さげに目を閉じると「君の毛は柔らかいな」と、おじさんが呟いていましたが、「家の犬もこうして撫でよったら気持ちが良さそうにしたな~」と言うのを聞いて少し切なかったです。
まなも、おじさんに声をかけながら撫でて貰うのが嬉しいね。
一人は柴犬が家に居て、17年生きたそうで、まなに親近感を覚えたとの事でした。
それから昨日と同じく、今日も池の方を通りかかりましたが、まなの歩く速度が途中で上がり何かと思ったら、まなが大好きなおじさんが昨日と同じ場所で階段に座り、鎌で笹を刈っているのを目にしました。
まなは恋する乙女と化し、階段を下りる気満々でした。
おじさんが「こんにちは~」と、声をかけてくれて、まなを抱いて下りましたが、笹がビッシリ生えて、生垣が弱ってしまうとの事で昨日に引き続き、今日も笹を刈り込んでいたそうです。
私「根元から絶てたらいいですけど、難しいんですね。
ツツジや紫陽花の近くでも笹を刈り込まれていましたね」
😃「うん、ツツジや紫陽花も笹に負けてしまうからな~。
通りがかった人は僕らが作業をしよるのを知らんやろな~」
おじさんは笹を刈り込みながら淡々と話していました。
おじさんが鎌を置いて休憩するのを見て、まなを下ろしましたが、まなはピッタリおじさんに背中をくっつけていました。
おじさんが背中をそっと撫でると、まながクルッと身体の向きを変えながら、おじさんを見つめる表情は穏やかで何かを語りかけているようでした。
おじさんは「まなちゃん、優しい表情をしとるな~」と目を細め、まなの前足の付け根を撫でてくれました。
おじさんは、まなの性格が穏やかで落ち着いていて、人の傍に居るのがええんやと言っていましたが、まな以外の柴犬は未だに触った事がないそうです。
私「私も知らない犬は自分の方から先ず触りませんし、その方がいいですよ。
柴犬も気性が荒い犬を時折見かけますからね」
😃「まなちゃんは全然怖くないけど、近所の柴犬は怖いで。
よう吠えるからな~」
おじさんは四国犬が周りの人や犬を噛み犬が死んだ事件について言及していましたが、四国犬は見たことがないそうで、写真で見て柴犬と間違えたと言っていました。
😃「四国犬は、この辺には居らんやろな~」
私「池の近くで2回見ましたよ。
大きな柴犬と思ったら、近くで見ると目つきが鋭かったです。飼い主と話す機会があり四国犬と聞きましたけど、柴犬とは違いましたね」
😃「そんな犬が放れて歩いとったら流石に怖いな~」
私「私でも見かけたら怖いです」
おじさんが、ここはノーリードやリードを長くしたまま散歩をさせる人が多く、看板を建てても無駄やと溜め息をついていました。
😃「礼拝室の周りも相変わらずノーリードで犬の散歩をさせる人をよう見るで。
小型犬が殆どやけど、この前は中型犬も見かけたで」
私「どんな犬ですか?」
😃「犬種は詳しくないから分からんけど、柴は居らんかったで」
おじさんは自分の犬は大丈夫と過信する人にロクなのは居らんと呟いていました。
犬が花にシッコ、💩をするのも見たし、先日はネモフィラを植えたのに踏みちゃんこにされたと、おじさんのボヤキが止まりませんでしたが、飼い主として恥ずかしくなりました。
😃「ここは変な人が多いな~とつくづく思うで」
私「看板を見ても、なんとも思わないんでしょうかね?」
😃「何も気にしてないやろ」
おじさんは先日、墓地荒らしがあり、おじさん達の仕業だと言われ、その事も腹が立ったでとプンスカしていました。
おじさんの話を聞いていると、年配女性が何かに話しかけているのが目に入りましたが、ノーリードで中型犬を散歩させるのには、おじさん共々絶句しました。
四国犬の事件があっても自分は無関係と思っているようです。
帰るにも帰られず、女性と犬が居なくなったのを見て立ち去りましたが、腹が立ちましたね。
再び礼拝室のある場所へ行き、暫く経つと事務所の方から案内のおじさんが出てきました。
おじさんは礼拝室の鍵を閉めに行くところでした。
😃「まなちゃん、待ってくれとったんやね」
私「お疲れ様です」
おじさんが、まなの背中を撫でながら「礼拝室に行くよ~」と、声をかけると、まなは同行する気満々で、おじさんに寄り添い歩きだしました。
おじさんは仕事後、ジムに行くと言っていました。
まなと時折、見つめ合いながら話すおじさんの表情は生き生きして楽しそうでした。
また3日後、おじさんに会えるといいね☺️
まな、今日も優しい人達に会い心和むひとときを過ごせたね。