昼過ぎに2回目の散歩に行ってきました。
散歩道の一角では近隣の中学生達の新人駅伝大会が終了して、表彰式の最中でした。
成績や順位がマイクで伝えられる度拍手や歓声が沸き起こり、視界が良い所に見に行くと真下で、まなが大好きなおじさんが落葉の回収作業を行うのが見えました。
まなは今日も恋する乙女と化して、おじさんの傍に行きたそうにしましたが、階段を上ってくる人も居た為に制止し、その場で表彰式を眺めていました。
おじさんも竹箒で落葉を掃きながら、表彰式をチラチラ見ていました。
😃「こんにちは~」
私「こんにちは」
😃「今、終わったところやな」
私「昨日は雨が降りましたけど、今日は晴れて良かったですね」
😃「ほんまや。
雨やったら中止やったな。
でも風がキツいな~」
時折、吹き飛ばされるんじゃないかと錯覚する程、ビューッと強い風が吹いていました🍂
😃「秋のと何が違うんやろ?」
私「新人駅伝と聞きましたよ。
中学1年生ですかね」
おじさんは階段を上ってくる人が居るたびに脇に寄っていましたが、お疲れ様ですと一言告げて別の場所に行きました。
まなは中学生達に触発されたのか?坂を軽やかに駆け上がり、土のある場所で走り回ったりと元気いっぱいでした。
大会の結果について、話す子も多かったです。
まなは歩道の端で立ち止まり、坂を上ってくる人達をじっと見つめていました。
たびたび中学生に「こんにちは」とか「お疲れ様です」とか声をかけられましたが、まなも「可愛い柴ちゃん」と傍に来た人に声をかけられアイドル気分?でした。
そろそろ帰ろうかと家に向かう途中、まなが何か気になるのか一点を凝視していました。
家の近くで班長さん、気さくなおじさん、柴犬が好きなおじさんが石の上で休憩中でしたが、まなは「こんにちは~」と言わんばかりに駆け寄りました。
気さくなおじさんが「来たぞ」と笑いながら、まなに「散歩か~」と声をかけ、まなの首の周りを撫でてくれました。
気持ちが良いのか、まなは耳を傾け、身体を伸ばしていましたが、柴犬が好きなおじさんにも背中や耳の後ろを撫でて貰い、完全にリラックス状態でした。
気さくなおじさんは「お前さんは自分から撫でろと言いよんな」と言いながらも、表情が緩みっぱなしで、班長さんも、まなが傍に行くとニコニコして後ろ足の付け根を撫でてくれました。
まなの毛が柔らかく、フワッとして手触りが良いと絶賛していましたが、気さくなおじさんも柴犬が好きなおじさんも「こんな人懐っこい柴犬はあんまり居らへんな」と言っていました。
班長さんが犬と猫を飼っていたのは知っていますが、気さくなおじさんが以前、猫を飼っていたというのは初耳でした。
😃「多い時は7匹居ったぞ」
私「お世話が大変だったんではないですか」
😃「いっぺんにと違うけどな。
子猫が溝に居って、連れて帰るパターンやったな。
一応は手術もしたけどな」
私「そんなに子猫が居ますか?」
😃「田舎で猫を放し飼いとかする人も居ったからな~。
だいぶん前の話やけど」
気さくなおじさんは猫に何度も噛まれたと笑っていました。
班長さんが「猫の爪で引っ掛かれたり、噛まれたりしたら破傷風になるから気をつけなあかん」と気さくなおじさんに話していましたが、柴犬が好きなおじさんは「猫に噛まれたら怖いんやな」と驚いていました。
容器に餌を入れて放ったらかしやし、片付けしてくれと言いたいけどな」と呟いていました。
まなが帰ろうとせず班長さんや柴犬が好きなおじさんが「帰らへんって言いよるな~、お~い」と声をかけていましたが、今日は気さくなおじさんが「儂が言うてみるな。まな、お~い帰るぞ」と足踏みをすると、まなが歩きだしました。
まなは声掛けを楽しんでいるかのようでした。
「またな✋」と3人に見送られ、漸く家に帰りました。
まな、今日も優しい人達に会えて良かったね☺️