昼過ぎに2回目の散歩に行ってきました。

強い風が時折吹きつけ、思わず身震いがしましたが、まなの足取りは軽やかでした。

私は寒くて、ふたりで半分この歌詞を口ずさみながら歩いていました。
つめたい北風吹いたら吹いたらと何度も繰り返しても、一向に暖かくなりませんね🤔
でも、やさぐれた心にジンワリ染み渡り、アニメで放送されていた時は毎回、待ち遠しかったのを思い出しました。

また下手な歌を口ずさんでいるね


坂の途中で、まなの歩く速度が上がりました。
ザッザッと落葉をかき集める音が聞こえ、少し離れてブロワーの音が響いていましたが、まなが大好きなおじさんが溝の落葉を回収している最中でした。
まなは今日も恋する乙女と化して、おじさんの傍に歩み寄りました。


😃「こんにちは」
私「こんにちは、お疲れ様です」
おじさんは、これからが落葉の回収本番だと言っていました。
😃「水が無いからマシやな」
私「この場所も風で落葉が飛んでくるんですね」
😃「今日は風が強いからな。
まだまだ落ちてくるで」
おじさん達は、要望という名の苦情を受けて落葉の回収に行くことも多いようです。
昨日、私の家のすぐ近くでも、落葉の回収作業をしていた事を話すと、最近に事務所へ電話があったと言っていました。
😃「仕事やからな~。
そんな近くで作業をしよったんやな~」
私「家を出てビックリしました。
なかなか掃除に手間取りそうでしたけど有り難うございます」
😃「いやいや」
おじさんに御礼を伝えていると空が暗くなり、雨がポツポツと降り始めました。
おじさんも「あ、雨やな~」と、困惑した様子でした。
行こうと思った場所でブロワーの音が聞こえた為、引き返して再び坂を上がりました。

坂を下りて、家に帰る途中で、まなの歩く速度が上がりましたが、前方に気さくなおじさんが居て、水道の蛇口に凍結防止のカバーをつけ、番号札?を新しく変えているのが見えました。
今日もおじさんに会えたね。
まなは、おじさんの傍に歩み寄り、作業を眺めていました。
私「昨日は家の近くの落葉を回収してくださり、有り難うございました」
😃「あれな~、今週、事務所に落葉が多いから回収してくれと電話がかかってきたんや。
まあ、これも仕事やからな」
おじさんは「構へんで」と笑っていました。

凍結防止カバーと番号札をつけるのに、同じ班の人とそれぞれ決められた所で作業をしているそうですが、合計で百ヶ所以上あり、ずっと歩いていると言っていました。
😃「昼から作業をしよるけど、何か雨がポツポツ降ってきたりで変な天気やな~。
あ、ここの取り付けが終わったから、今度は上やな」
私「地図がないと何処にあるのか分かりづらいですね」
おじさんは地図のコピーを見ながら「まな、さあ行くぞ」と声をかけて歩きだしました。


まなは、おじさんに寄り添って歩きだしましたが、おじさんが「まな、お前さんは淡々と歩いとるな~」と笑っていました。
少しでも一緒に歩けるのが嬉しいのか、おじさんをチラチラ見つめ、おじさんと話しながら歩いているのかと思う程でした。
家の近くで、おじさんと別れ、「またな~✋」と、おじさんが別の場所へ行くのを見届け、家に帰りました。

まな、今日もおじさん達に会えて良かったね☺️