昼過ぎに2回目の散歩に行ってきました。
ハナミズキの実と葉が色づいていますが、楕円形の実は赤く艶やかで、葉は所々に緑、紫色が混じり、赤一色ではなく染まり具合が違います。
晴れた日の夕方には、実や葉の赤がより映えて美しいです。
家に帰る途中、まなが大好きなおじさんに会いました。
おじさんはトイレ前に落ちた葉を竹箒で掃いていて、トイレの掃除をする前に掃いとかんとなと苦笑いでした。
まなは今日も恋する乙女と化して、おじさんの傍に行きたくて仕方がない様子でしたが、掃除をするからなと諭しました。
トイレの前の階段下に、幾つかキャットフードが直置きされていましたが、おじさんは又かとウンザリしているように見えました。


公衆トイレの周りで野良猫への餌やりをする人が居て、紙皿やプラスチック、スチールの容器が置きっぱなしなのを見かけますが、フードが残っていることも時折あります。
カラスや虫が集っている光景も何度か目にしました。
好き勝手に餌やりをするだけで片付けない人が一定数は居て、公衆トイレを何の為に設置しているのか分かっていないのではと疑問を覚えます。
おじさんも「注意しても無駄やからな~」とボヤいていました。
いつも綺麗に掃除をして下さり有り難うございますと言うと、おじさんの表情が和らいでいましたが、まなに「また今度ね」と声をかけて帰途に着きました。

まなは折角、おじさんに会えたのに…と言わんばかりで何度も振り返っていました。
また、おじさんに会えるよ。