昼過ぎに2回目の散歩に行ってきました。
風が爽やかで、青空の下の散歩は心が弾みますね。
坂を上り、木陰に向かう途中で花に詳しいおじさんが土を耕していましたが、まなは「来たよ」といった感じで、おじさんの傍に歩み寄りました。
おじさんは一旦、手を止めて、「来たんか~」と、まなの背中を撫でてくれました。
おじさんは今日も優しいね。
おじさんが土を耕した後に均して肥料を蒔く動作が速やかで、まなもじっと見ていました。


おじさんが事務所の人に呼ばれ何処かへ行きましたが、ベンチにペットボトルのお茶、ポーチを置いたままで、盗られたらと気になり、見守っていました。
一向に戻ってこないなと思い、事務所に行こうとすると、まなが大好きなおじさんが木陰横のベンチの前でマリーゴールドの花がら摘みを行っているのを目にしました。
まなは今日も恋する乙女と化して、おじさんの傍に歩み寄り、におい嗅ぎに夢中でした。
「この花は食べられへんで」と、おじさんが笑いながら、まなの背中を軽く撫でてくれましたがマリーゴールドも咲く時期が長いでと、おじさんは言っていました。

私「あの方がペットボトルのお茶とポーチを置いて行かれましたけど、大丈夫ですかね」
😃「もうちょっとしたら戻ってくるし、まあ大丈夫やで~」
おじさんはポーチと言っても、中に財布が入っているわけではなく誰も盗らへんやろと笑っていました。

おじさんはマリーゴールドの花がらを手際よく摘んでいましたが、まだ花が幾つか咲いていている為、抜くのは先やなと言っていました。
😃「なんぼか綺麗に咲いとるのもあるからな~」
私「こまめに摘んでおられるのがいいんですね。
マリーゴールドの後は他の花を植えられるんでしたね」
😃「葉牡丹やったかな?
市の方で種を蒔いてくれとると聞いたけどな」
葉牡丹が少し成長した頃に運搬され、おじさん達がプランターや地面に植えるそうです。

おじさんは、まなが首に鉢巻きを巻いているのに言及し「祭りが近いからな」と笑っていました。
😃「孫が屋台に乗って太鼓を叩くって聞いたけどな。
何日が祭りやったか忘れた」
私「小学5年のお孫さんですか?
小学6年の男の子だと聞いたことがありますけど」
😃「参加者が少ないらしいから小学5年で乗るって聞いたで」
私「お孫さんの衣装は用意されるんですか?」
😃「いや、着回しやって。
そんな豪勢な祭りと違うしな」
私「見に行ってあげて下さいね」
😃「そんな長いこと見んけどな」
10月上旬は、天気が悪い日が意外と多いですが一日でも良くなりますように😌

おじさんに一言告げて、東側に向かうと他の班の人達が桜の枝を伐採作業中でした。
市の職員がチェーンソーを使っていましたが、薙刀みたいな鋸より速く正確に伐れますね。
まなに近くに行かないように諭し、離れた所からじっと眺めていました。
枝が落とされた後、「おーい」と気さくなおじさんが来て、まなに声をかけてくれました。
😃「そこに居るんが分かっとったぞ~」
私「こんにちは。
桜の枝が弱っていたんですね」
😃「折れたら危ないからな。
なかなか直ぐに伐れへんな」
まなは、おじさんをじっと見つめていましたが、いつもと違い距離が空いていると、おじさんは寂しそうでした。
😃「あれ、来てくれんのか?」
私「でも、背中を近づけていますから、撫でてほしいようです」
おじさんが笑いながら、まなの背中を撫でると、気持ちが良さそうに伸びていました。
そうこうする内に、班長さんも「来たか」とやってきて、まなの背中を撫でてくれました。


まな、おじさん達に会えて良かったね☺️