気温が高くなる前に再び散歩に行ってきました。
木陰ではツクツクボウシの声が聞こえ、涼しい風が吹いていて心地よかったです。
周りには誰もおらず暫くの間、同じ場所で佇んでいました。
まなと涼んでいると花に詳しいおじさんが倉庫の方からやって来ました。
まなは、おじさんの姿を目にしてピューンッと弾むように駆け寄りましたが、おじさんの表情は今日も穏やかでした。
おじさんは「おはよう~。
そんなに急がんでもええからな」と言いながら、まなの耳の後ろを撫でてくれました。

おじさんが散水栓を回して花に水やりを始めるのを、まなは少し離れた場所からじっと眺めていました。
おじさんは「朝方に雨が降ったけど、ちょっとだけやからな。
しっかり水やりをしとかんとな」と言っていましたが、何ヵ所もホースを固定して、見回るのも大変だろうと思います。
おじさんが「元気そうで安心したで」と、まなに話しかけるのを見て、私も心が和みました。