昼過ぎに2回目の散歩に行ってきました。

今日は陽ざしが眩しく、散歩道では車や人の往来が多かったです。

散歩道の一角で十月桜が咲いていましたが、淡い紅色の花が可愛らしいです。
彼岸の頃は案内業務が休みでも、まなは気にせずに?礼拝室へと向かいました。
お参りに来た人達に声をかけられたり、土のにおいを嗅いだり気ままに過ごしていると、まなが大好きなおじさんが落ち葉をせっせと掃いているのが目に入りました。
あ、おじさんが居るね。
まなは今日も恋する乙女と化して、おじさんの傍に足取り軽やかに歩み寄りました。
😀「こんにちは。今日は彼岸でお参りに来る人が多いから、この辺で作業しよるんや」
私「こんにちは。お彼岸の時期は案内業務が休みでしたね。花を供えたり、線香を立てる人も多いんでしょうね」
😀「線香をようさん(沢山)立てとる人がおるんやけど、他の人が立てられへんし灰が落ちるから、時々中に入って様子を見るけどな」
おじさんは左腕に腕章をつけていましたが、作業をすると見せかけ、お供えの花や賽銭箱のお金を盗んだりしないか嫌疑をかけられるのを防ぐ為の苦肉の策だそうです。
私「誰も作業をされている人だと疑わないでしょうけどね。苦情が入ったんですか?」
😀「じろじろ見ていく人がおるんや。
そんなん盗らへんのにな、はぁ💨」
人を見れば疑えの世の中になりつつあるのを何となく感じますね💦


別の場所ではヒヤシンスも咲いています。
青紫色、ピンク、濃いピンクの花は茎の先にラッパ状の花が多く集まり瑞々しさを感じる香りがほのかに漂っていました。

おじさんは朝の通勤時に土の広場の方に行くことがあるそうですが、大型犬を自由に走らせる人が居て犬が💩をしようとするのを監視していると、飼い主がマズイと思ってか犬のリードをグイッと寄せて引きずるようにしていたと教えてくれました。
私が時折、見かける犬と特徴が一致していてリードを長く伸ばして走り回り、まなを見ると大きな声で吠え続ける為、散歩時間も一定にせず、コースも変えても会うんですと言うと、おじさんは呆れていました。
😀「おっさんがこっちを見とるわと思うて犬を引っ張ったんやろうな。
何か飼い主の目つきも悪かったな。
いつも手ぶらやし、💩は放ったらかしやで」
私「その犬が子犬の時、まなに近づけようとして来ましたけど、やんわり断りました。
確かに手ぶらでしたね」
おじさん達が朝一番に掃除をするところで、大きな💩が落ちていたそうですが、その犬を夕方に見かけたと言うと「僕らが帰った後に散歩をこっちでさせよるんやな~叶わんで」と、おじさんは頻りにボヤいていました。

まなは、おじさんの傍を離れようとはせず、おじさんが落葉を掃いて回収するのを眺めていました。
「食べ物とは違うで~。気になるんか?」と、おじさんに声をかけられましたが、クンクン土や落葉のにおいを嗅いでは、おじさんを見つめていました。
温かくなりパンジーやビオラ、ユキヤナギが咲いて生き生きとしてきましたねと言うと、おじさんは心なしか嬉しそうでした。
長話も悪いと思い、まなに「帰ろうか」と一言告げると、おじさんを未練がましく見つめていましたが「またね~✋」と声をかけられるとクルッと向きを変えて、帰途に着きました。

まな、おじさんに会えて良かったね😊