昼過ぎに2回目の散歩に行って来ました。
家を出て西のジョギングコースに向かうと、班長さんに会いました。
班長さんは昨日の作業場のすぐ北側で、落葉の回収をしている最中でした。
まなは軽く尻尾を振って歩み寄りましたが、班長さんは「お、来たんか~」と表情が緩み、まなの耳の後ろを撫でてくれました。
😃「今日も会うたな~。
よう散歩に行きよるから元気やな。
ところで、この子は今、何歳やったかな?」
私「8歳です。今年の7月で9歳になりますけど、中高年の年齢ですよ」
😃「若いと思うたけど、そんな歳なんやな。でも歳やから言うて、散歩せんようになったら足が弱るからな。
もうちょっと行ってきな」
私「ありがとうございます」
その後、柴犬が好きなおじさんが落葉が入ったゴミ袋を持って階段を下りてくるのを目にしました。
😃「階段の上から落葉を回収しながら下りていきよんやけどな」
私「まだ上に落葉があるんですか?
ツツジの葉が多いんでしたね」
😃「そうなんや。ツツジも葉が落ちひんのもあるけど、ここは落ちるのが多いな」
おじさんはササッとゴミ袋を道端に置いて、まなの顎の下や背中を撫でてくれました。
まなは気持ちが良さそうに身体を伸ばしていましたが、おじさんの表情は穏やかでした。
新年が明けて、やっと会えたね。
おじさんは落葉の回収作業をする上で、すぐ近くの公衆トイレや慰霊碑の周りに野良猫のハウスが何十個も置かれていて、容器も横にポンと積んであると嘆いていました。
😃「そこにも家みたいなんがあるやろ?
その周りも臭いから行ったらあかんで」
私「ここは確か市の管轄ですけど許可を得て設置されているんですかね?」
😃「いや、勝手に置いとるんや。
掃除したいんやけど、餌やりの人等が文句を言うてきそうで手をつけてないんや。
自分等でこまめに掃除したらええのに」
私「ゴミも片付けて欲しいですね」
周囲を散策する人からの苦情が多いというのも納得しました。
坂を上る途中、まなの歩く速度が上がりましたが、礼拝室では朝に会ったおじさんが案内をしている最中でした。
まなは礼拝室の近くで、おじさんが出てくるのをじっと待っていました。
おじさんが出てきて「まなちゃん、2回目の散歩やね」と声をかけながら、背中を撫でてくれました。
おじさんは、とんぼ返りで案内の予約が入っていると言い、事務所に戻っていきました。
礼拝室の下では、まなが大好きなおじさんがブロワーで落葉を溝に落とした後、回収作業をしていました。
その場所で、おじさんに会えるとは思いもよりませんでしたが、まなは恋する乙女と化して、おじさんの傍に歩み寄りました。
😃「こんにちは~。散歩やな」
私「こんにちは。
ここでも作業をされているんですか?」
😃「ここは広いからな~。坂の上は終わっても、まだ下には残っとるんや」
おじさんはゴミ袋の中に落葉をまとめて回収していましたが、まながクンクンにおいを嗅ぐのを見て「臭いやろ?」と笑っていました。
ブロワーが離れた所に置かれていて、以前に別の班の人にブロワーや箒を少しの間、見張っていてくれるか?と言われたことを話すと「盗もうとする奴が居るんや」と渋い表情になり、溜め息をついていました💨
私「使い込んだ道具を盗んでどうするんですかね。お金に換えようとするのが訳が分かりませんけど」
😃「このブロワーは3万ぐらいしたと言いよったけど、リサイクルショップに行っても、2千円ぐらいしか値がつかへんらしいな。
それやったら、盗んでネットで売買する方がええと思うんやろな~」
私「今は何かと値上がりしていますからね」
おじさん達の作業道具を盗まれた事が実際にあり、目につく場所に置きっぱなしにしないようにしていると言っていました。
昼は好きな人達に会えて良かったね😊


