青空の下で

昼過ぎに２回目の散歩に行ってきました。
朝は俄か雨が降ったり、雲が広がったりしていましたが、散歩に行く頃には青空が見えました。

木々の葉が風に揺られ、サラサラ音を立てるのを耳にしながらの散歩は心地よかったです。
散歩途中、まなが大好きなおじさんに会い、まなは今日も恋する乙女と化して駆け寄りました。
😀「こんにちは」
私「こんにちは」
おじさんは２ヶ所のトイレ掃除を終えて、事務所に戻るところだったようです。
😀「今日は赤いバンダナを巻いとんやな」
私「はい、柄がシンプルなので色は派手でもいいなと思っていますけど」
😀「赤やピンクがよう似合うとるで」
おじさんに声をかけられ、まなは嬉しそうでした。

おじさんはノーリードの犬をたびたび見るそうですが、事務所から見て見ぬふりをするように言われ、モヤモヤすると嘆いていました。
😀「千葉県でドーベルマンが４頭逃げて見つかって又、何日かして２頭が逃げたらしいな～。他の犬や人を噛んだらえらいことやで」
私「ドーベルマン４頭の内、３頭が子犬だったそうですね。今度は母犬と子犬が１頭だそうですけど、想像するだけでも怖いですね～」
😀「飼育環境が悪いから犬も嫌なんやろうな～。
僕の家の近所にドーベルマンが居ったけど、散歩に行くのに他の犬に会わんようにしよったな」
私「ドーベルマンは躾をきっちりしたら利口な犬と聞きますけど、運動量も相当多いでしょうね」
おじさんは以前、養鶏場の卵を運ぶ仕事をしていて(トラック運転手として)朝早くに養鶏場に行ったところドーベルマンが放し飼いされていて、慌てて倉庫に逃げたと言っていました。
ドーベルマンは俊足で跳躍力もあったそうです。

私「敷地内で何で放し飼いしていたんですかね」
😀「鶏がいっぱい居ってイタチやテン、狸や狐から守る為にドーベルマンを番犬にしとったんや。
日中は繋いどったんやけどな。養鶏場で働いとった若い娘さんは脚を強く噛まれて血が出たし、他の人も噛まれたんや。娘さんは今、どうしとんやろ…」
私「障害が残ったら人生が変わってしまいますね。
危害を加えたら保健所に連絡するように言われますけど、その犬は殺処分になったんでしょうね」
😀「多分な…。逃げたドーベルマンも誰かを襲ったりしたら殺処分されてしまうかもな。飼い主の元にドーベルマンを返したらあかんな～」
おじさんも犬が好きな人ですが、離れた犬が目の前に来るとやっぱり怖いでと言っていました。


おじさんが「またね～✋」と言いながら坂を上って行くのを、まなはじっと見つめていました。
まな、おじさんに会えて良かったね☺️