雨上がりの午後
昼前に雨が上がりましたが、風が吹いて意外と涼しかったのもあり、途中まで車に乗り2回目の散歩に行ってきました。近頃、散歩道では業者の草刈り作業が行われていて、昨日と同じ所に向かおうとすると駐車場に停められず、別の所に向かいました。そこには駐車スペースが十分あり、エンジンを停めて、まなを連れて車から降りようとすると柴犬が好きなおじさんが事務所から出て来るのが見えました。あ、おじさんが来るね☺️おじさんが車の方に来るのを見て、まなと車から降りると「今から其処で作業するんや」と、まなの背中を撫でてくれました。間もなく気さくなおじさん、優しいおじさんも事務所から出て来ましたが、おじさん達は皆、長ズボンと長靴姿でした。気さくなおじさんが「今日は向こうで草刈りしよるから車が停められへんやろ。それで、こっちに来たんか?」と言いながら、まなの耳の後ろを撫でてくれました。私「皆さんは、今から池に入って作業をされるんですか?」😃「そうや。東の池に居る鯉を移動させるんや」私「それで長ズボンと長靴姿なんですね。動きにくそうですが」😃「この格好は暑いぞ。それに動きにくいしな~。まな、お前さんも途中まで一緒に行くか?」おじさん達が池?に向かうのに途中まで同行しましたが、柴犬が好きなおじさん、優しいおじさんもニコニコ笑顔でした。池の前まで来て、おじさん達が「またな✋」と池に入るのを見届け、別の所に向かいました。まなは坂を下りる気満々でしたが、まなが大好きなおじさんが薙刀のような鋸を銀杏の枝に当て伐採するのを目にしました。まなは今日も恋する乙女と化して、おじさんの傍に行きたそうで近くの土の広場で走り回り、おじさんをチラチラと見つめっぱなしでした。おじさんは歩行者が通るたびに作業を中断する為、まなに傍に行けないよと諭して駐車場に戻ろうとすると、おじさんが手を止めて一瞬、目が合いました。私「こんにちは。お疲れ様です」😃「ふぅ、疲れたな💨」おじさんの表情が少し和らぎましたが、また別の所の枝を伐採に行くようで、鋸を抱えながら「またね✋」と通りすぎました。能登の地震発生から半年が過ぎても、復旧作業に時間がかかる事や31年前の今日、北海道の南西沖を震源とする地震が発生したのをカレンダーを見て思い出しました。遺族の方々にとっては、月日が経っても忘れられないのではと思わずにいられません。少しの間でしたが、まなは好きな人達に会えて嬉しかったようです。暑い時期は、なかなか会えなくても、陰で作業をする人達がいて環境が荒れずに済んでいる事に感謝の一言に尽きます。