震災から8年 | ミトマナ 日々日記

震災から8年



3月11日。
震災から8年です。

今年も山元町の普門寺で14:46の黙祷を捧げました。
今でも8年前の今日ことは鮮明に覚えています。
都内を歩いている時の激しい揺れと恐怖、テレビで見た信じられない光景。

小さなことでも自分に何ができるのかと考え続けてこれまで過ごしてきました。

法要が始まると、朝から降っていた雨も止んでくれました。
地元の皆さんやたくさんのボランティアさんで作り、前日からこのように準備を進めていました。




山元町から亘理町へ移動し、夜は新しく「鳥の海温泉」のすぐ近くにできた《シーサイドベース》にて、追悼音楽会と線香花火ナイトが行われ、参加させていただきました。



こちらも遠くからボランティアで来てくれた方々、学生さん達も一生懸命準備をしてくださってました。

シーサイドベースの中に入ったのは初めてですが、お祭りに使うとっても大きな船の形をした山車があり、白くて綺麗な空間でした。


17時から始まった音楽会。
津波の犠牲になられてしまった方々にも想いが届くよう、今生きている私たちが大切に考えなければいけない事、色んな想いで開催されました。

急遽駆けつけてくださった門松さんも歌ってくださり、出だしから込み上げるものがありました。


コパンでお馴染みの森加奈恵さんは、震災でお家を流され、曲を書くキッカケにもなったそうです。
本当に想いの伝わる曲ばかりです。

私にとっても思い出がいっぱいの亘理町です。
8年前のこと、これまでのこと、色んなことが思い浮かび泣くのをこらえながらのステージでした。
お空にも届くように。


そして、生きている私たちはこの命を無駄にしてはいけません。苦しい事を乗り越えて、自分の未来を切り開いてほしいと願っています。

及川タクマさんのステージは、集まってくださった皆さんを元気づけてくれるステージでした!
みんなで一緒に踊る事、笑える事の幸せを感じました。

最後はサトロさん。
やはり被災されている経験から、メッセージが詰まった曲ばかりでした。


ステージの後は、みんなで各々の想いを込めて一斉に線香花火を。


いつもボランティアに来てくれるイビューサ(学生ボランティア団体)のみんなや地元の皆さんとの時間は、とっても素敵な時間となりました。

森さん、加藤さん、てっちゃん、関わってくださった皆さん、
初めての企画、運営ホントにお疲れ様でした!