震災から5年が経ちました | ミトマナ 日々日記

震災から5年が経ちました





Warm Blue Dayのミーティング後に東京を出発し、3月11日の深夜に宮城入りしました。

震災から5年の日は山元町にいました。
IVUSA(イヴューサ)という学生ボランティア団体の子たちがたくさん来ていたので、午前中はみんなで「旧山下駅」で竹灯ろうの準備をしました。



若い学生さんたちのパワーは素晴らしい(^^)



今年は住民の皆さんやボランティアさんが作ったお地蔵様もたくさん居ました。
どれも個性があり、様々な表情をしています(^^)





これをみんなで気をつけて運び、丁寧に並べます。

作業中、どこからともなく現れて、元気に走り回ったりヒモにじゃれたりする子猫が♪♪
昨年から旧山下駅前にある「橋本商店」のネコちゃんがみんなのこころを癒してくれています(o^^o)





本当に可愛くて、人懐こくて、みんなのアイドルでした(o^^o)

竹灯ろうの準備はほぼ学生の皆さんが頑張ってやってくれました。


私は駅の周りをお友達と一緒に歩きました。




彼女の家もこの近くにありましたが、全部流されてしまいました。
そして大好きなお母さんも。。

実際にその場でお話を聞くと、とても悲しい気持ちと恐怖とが混ざった思いでした。


14:46は、山元町の普門寺で黙祷。
当時のことが頭の中を駆け巡りました。

お寺では法要が行われましたが、毎年全国から僧侶が駆けつけてくださいます。
というのは、副住職が震災が起きた日は親元を離れ修行をしていた時でした。
山元町の状況を知り大変だった時期に共に過ごし支えてくれた僧侶達です。


その仲間達の思いに感動です。

そして、旧山下駅でも追悼と復興を祈願する竹灯ろうも行われます。
たくさんのお地蔵様があったので、また華やかで素敵でした。







去年・一昨年は風も強く、雪などで厳しい寒さで天候でしたが、今年は風も無く穏やかでした。
震災当時と同じで、とっても星が綺麗な夜でした。

一瞬だけ雪混じりの雨がチラつきましたが、涙を思わせるようでした。

追悼の儀式の後は、住民の方々が思い思いに竹灯ろうを眺めながら祈りを捧げます。





昭恵夫人も駆けつけてくださいました。




もう二度とこのようなことは起きないでほしい。
1人で抱え込まず、共に前へ進めたらと思います。