第2回 全国高校生手話パフォーマンス甲子園 無事終了☆
第2回 全国手話パフォーマンス甲子園が無事に終了しました

鳥取県は、ろう者と聞こえる人がお互いを理解し共生する社会を築くため、平成25年10月に全国初の「手話言語条例」を制定しました。
この条例の理念に基づき、手話の普及や手話を通じた交流の推進、地域の活性化を図ることを目的として、全国の高校生が手話を使って様々なパフォーマンスを繰り広げ、その表現力を競う「手話パフォーマンス甲子園」を昨年から開催しています。
光栄なことに、私も審査員として参加させていただきました

前回の予選審査もやらせていただき、今年は全国47校からの応募の中から20校が選ばれ、今回の本選に至っています。

昨夜の交流会に引き続き、佳子内親王殿下もご出席され、開会式では手話でご挨拶も

紀子さまに似ていて丁寧でキレイな手話をされます。
http://www.sankei.com/west/news/150922/wst1509220033-n1.html
https://www.youtube.com/watch?v=XTaYBM_Saok
総合司会は、NHK鳥取放送局の大木浩司アナウンサー。
MCは、早瀬憲太郎さんと今井絵理子さんでした


そして審査員は、審査員長の庄﨑隆志さん(ろう者)はじめ、小中栄一さん(ろう者)、貴田みどりさん(ろう者)、三浦剛さん、佐分利育代さん、水戸真奈美でした


緊張の中始まりましたが、午前は10校のパフォーマンスを。
予選審査のDVD映像より生の舞台はやっぱり良かったです


これまで一生懸命練習してきたのもよく伝わり、どの学校もかなりレベルアップしていました

みんな堂々としていて、キラキラ輝いています

お昼休憩中も、審査員控え室では前半のパフォーマンスについての意見交換。
午後の後半戦も点数をつけるのが苦しいくらい素晴らしいパフォーマンスが続き、一生懸命さと想いの伝わる表現に感動でウルウルしながら見てました


手話歌、手話ダンス、手話芝居、手話落語・・・色んな工夫をしながらそれぞれの魅力を表現していたのでどれも素晴らしく、審査も大変でした。。
20校が終わり、みどりちゃん、三浦さん、私でステージに登壇し、講評をさせていただきました。
審査中はゲストのHAND SIGNさんのステージで盛り上がっていました


そして、いよいよ審査発表です

一気に緊張感が増しました。。
審査員特別賞から始まり、3位、準優勝、優勝と続きます。
私とみどりちゃんでメダルかけをやらせていただきました

鳥取砂丘の砂で作ったという素敵なメダルです




結果報告としまして、
優勝→奈良県立ろう学校(奈良県)
準優勝→三重高等学校・松阪工業高等学校・相可高等学校(三重県3校合同)
第3位→クラーク記念国際高等学校 東京キャンパス(東京都)
審査員特別賞→田鶴浜高等学校(石川県)
涙あり、笑いありの感動的な時間でした

入賞した学校も、残念ながらできなかったみんなも、ぜひ楽しみながらこれからも続けていただきたいと思います

本当に感動の1日でした



終わってから、4月の舞台に応援に駆けつけてくれた身延山高校のみんなに会いに行きました

私の顔を見るなり泣いてしまったみんなが可愛い・・・(笑)
でも本当によく頑張っていたので、そんな「悔しい」と思う気持ちも大事にしてもらいたいです

あの舞台に立てたことも素晴らしい

本当にお疲れ様でした


