南方福祉仮設施設
5月3日
この日は朝から結構強く雨が降っていましたが、プラスヴォイスの三浦社長と映画プロデューサーの川崎さんと一緒に再び気仙沼へ向かいました。
ゴールデンウィークということもあり、渋滞があった為道を変えて向かいましたが、「福祉支援カフェNONOKA」へ着いたのはもう夕方でした。
川崎さんが「NONOKA」へ行くのは初めてだったので美夏さんをご紹介しお話を始めたら、美夏さんが手話を始めたキッカケは、川崎さんがつくった『アイ・ラヴ・ユー』という映画を観てからなんだそうです!
本当にすごいご縁にビックリしました。
私が美夏さんとは、一昨年の『耳の日まつり』にゲストで出演させていただき、そこに見に来てくださっていました。
その時の私のサイン入りのCDと一緒に撮った写真が、今回の津波でお家と一緒に流されてしまったそうです。
そのお話を支援活動で美夏さんとたまたま知り合った三浦さんがそのお話を聞き、すぐに連絡をくださり私と美夏さんを引き合わせて下さったのです。
今こうして美夏さんとお付き合いできているのは、三浦さんが引き合わせて下さったおかげです。
そして今回川崎さんが初めて美夏さんに会い、川崎さんのつくった映画をキッカケに手話を始めたというご縁がありました。
映画を見ていなかったら手話をやっていなかったかもしれません。
今こうしてお会いしている事も無かったと思います。
本当に不思議ですよね。
また『NONOKA』でも素敵なご縁で繋がりました。
このようなご縁は、本当に大切にしていきたいと思います。


三浦さんが持っているiPadの中にいるお二人は、東京の日本財団の中にセンターを構えて支援活動をされているプラスヴォイスの本庄谷さん(右)と佐藤さん(左)です。
『福祉支援カフェNONOKA』は、私たちにとっても色んなつながりや思いが詰まっている素敵な場所でもあります。
そして帰り、夜になってしまいましたが以前にも色んな方が集めてくださった物資を持って伺った、登米の『福祉仮設施設スペラーレ』へ行きました。
ここには私の友達が働いています。
ちょっと遅くなってしまったので顔だけでも見れればと思って行きましたが、まだ部屋に戻っていないおばあちゃんが一人居らっしゃったので、少しお話させていただきました。
『(物資)本当にありがとうございました。本当に助かりました。』
と何度もお礼を言われました。
集めてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
何も無かったところに皆さんからの支援が届き、今やっと普通に生活できるようになっています。
でも仮設が無くなってしまったら、これからどうすればいいのか・・・不安もお話してくださいました。
1年以上経ってもこの状況で、本当に不安は大きいですよね。。
おばあちゃんはお部屋やお風呂も案内してくださり、本当にかわいらしいおばあちゃんでした。
『今度おばあちゃんたちと一緒に手話歌やりたい』と言ったら喜んでくださいました。
帰る時も、『本当に皆さんの助けがあったから今こうして生活できてます。本当にありがたいです。』と涙ぐみながら言うので、私も涙が溢れました。
おばあちゃんもみんなも一人じゃないから、とにかくみんなで支えあって生きていきたいです。
『また来てね』と言ってくれた言葉と、おばあちゃんの手のぬくもりは忘れられません。
また会いに行くよ~!まだまだ長生きしてね!おばあちゃん(^ ^)
トップの写真は、そんなおじいちゃん、おばあちゃんの為に毎日頑張っているマコト君です!
