ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
ブレイディみかこ
あらすじ
優等生の「ぼく」が通い始めたのは、人種も貧富もごちゃまぜの
イカした「元・底辺中学校」だった。
ただでさえ思春期ってやつなのに、毎日が事件の連続だ。
人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。
時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり。
世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子と
パンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。
Amazonより参照
グッときたポイント
日本に生まれ、日本で育つとあまり気づかない人種の問題が、子育てを通して知ることができた。
子育てをする身として、主人公の僕の思考がそこら辺の大人より優れている気がして驚愕した。
30歳を超えた今でも、この中学生より深く日常の事を考えることが出来ていないかも。ましてや同じ中学生の時なんか足元にも及ばないだろうな。
親として、子供をどこで育てるか(どの学校に通わせるか)よく考えなくては、とつくづく思った。
こんな人におすすめ
☑️学校に子供を通わせている人
☑️イギリスの子育てについて知りたい人
☑️人種について興味ある人
☑️日本人