生き物が大人になるまで〜「成長」をめぐる生物学
稲垣 栄洋
あらすじ
学者が紹介する多種多様な自然の生き物の成長のかたちから、人間にとっての「学ぶこと」や「大人になること」の意味を考える。
子どものほうが大人より大きなカエルやペンギン、溺愛した子を突然突き放すキツネ、遊びから狩りを学ぶライオン、大小2つの種を持つオナモミ、踏まれたら立ち上がらない雑草――。
自然界の動物や植物は、さまざまな個性をもって「成長」していきます。
一方で、人間の「成長」は、得てして順番を競ったり、平均値と比べたりと、画一的なものさしで計られることが多いようです。
本書では、そんな人間の「成長」について、驚くほど多様で面白い生き物の成長の仕方から学ぶことを試みます。
著者は『生き物の死にざま』『面白くて眠れなくなる植物学』など、自然科学系のベストセラー著書多数の稲垣栄洋氏。
中学・高校入試問題の採用数ナンバーワンの著者による、生物学的な知的好奇心をくすぐり、“学ぶこと"や“大人になること"の意味を考えさせられる一冊です。
Amazonより参照
グッときたポイント
自分の思い描く「成長」や「子育て」が、どれほど偏った思想だったかを思い知らされました。
子育てをしている今、
つまり、
1人の人間を成長させようとしている今、
読んで良かった一冊でした。
子供に文字を教えるよりも
計算ドリルをさせるよりも
大切なものがあるかもしれない…。
最近たっくん(1)の成長が凄まじい。
写真を撮るときのピースが上手になってきた!
6ヶ月後
3ヶ月後
指があと1本だね
まなちゃん(5)が小さい時はまた違ったピースしてたな
こんな人におすすめ
☑️人の成長に関わっている人
☑️成長したい人