【自社アンケート引用です。あえて加工せず、生データにしています。】
【なお、東大生と他の大学生とを区別しているのはアンケート取得の都合です】
シケプリ(試験対策プリントの略)や過去問の充実さが多大とは桁違い
(東京大学 1年生 男性)
東大ではなぜか一般的な大学でいう春学期(4月~7月)を「夏学期」、冬学期(10月~2月)を「冬学期」と言います。この理由は定かではありませんが、他大の友人と話すときは気を付けないとびっくりされます。
(東京大学 1年生 男性)
東大生はその立地からやはり渋谷でコンパなどをします。渋谷の待ち合わせ場所といえばハチ公前が定番ですが、東大生は井の頭線ユーザーであるため、渋谷駅の井の頭線改札のところにあるエレベーターを降りたところの少し広い空間で待ち合わせをします。ここは渋谷マークシティの真下にある場所であることから東大生はここを「マーク下」と呼びます。
(東京大学 1年生 男性)
東大はクラス内でのつながりが他大学よりも強く、サークルだけでなくクラスでも友人をつくることができます。ただ、クラスのなんとなくなゆるいつながりに対して面倒くささを感じる人もいるようです。
(東京大学 1年生 男性)
オリ合宿なるものに上クラの先輩が連れて行ってくれるため、上クラの先輩とも仲良くなることができる。夏にはオリ感といって上クラの先輩に感謝するための合同飲み会が開催されるクラスもある。
(東京大学 1年生 男性)
東大には、クラス内で協力して試験を乗り切る「シケタイ制度」が存在します。具体的には、一人ひとつ担当授業が割り振られ、その授業はすべて出席し、ノートを丁寧に作り、要約、まとめを作成し、教師の過去問の解答を作り・・・といった仕事があります。割り振られた以上は、クラスメートから決して「不可」を出さない!全員「良」以上!という意気込みで取り組みます。それとは別に、シケタイを担当した科目は、ほとんどの人が優を取得できるようです。わたしは夏学期に数学2(線形代数)のシケタイを担当しました。ノート以外にも、図書館で参考書を何十冊も比較して、簡潔で分かりやすいまとめを作成しました(重厚なまとめは、シケタイの意義に反する)。「分かりやすかった!」とみんなから言ってもらい、とても嬉しかったのを覚えています。
(東京大学 1年生 男性)
試験のために、クラスの中で試験対策委員、通称シケ対を、ひとつの授業につき1人おく。シケ対はその全ての授業にでて、ノートをとり、試験前に試験対策プリント、通称シケプリをつくりクラスで共有する。
(東京大学 1年生 女性)
やはりクラスの存在だと思います。他大学では友達をたくさん作ろうと思うとサークルやバイトを掛け持ちするしかないと聞きますが、東大では最初から30人前後の1年半にわたって協力し合える仲間を容易に作ることができます。
(東京大学 2年生 男性)
僕だけが知っているわけではありませんが、やはり1、2年の教養学部の時間が他と比べて独特だと思います。案外暇な時間が多いのであらかじめ何か学外の活動を調べるなどしてギャップタームのような使い方ができると非常に充実した生活が送れると思います。
(東京大学 2年生 男性)
進学振り分けがあるので、みんなテスト勉強を真面目にしている。テストは優3割規定があり、高得点はとりにくい。あまりに点数が低いと、触れてはいけない空気が流れる。
(東京大学 2年生 女性)
駒場時代は、どのように履修科目を組むかが、多くの学生にとって大事な問題になります。単純な興味・関心や学問上の必要性だけでなく、進学振り分けに使われる成績(得点)を取りやすい科目かどうかも重要な観点になります。学期のはじめには、各講義・各教員について、授業内容の面白さ、単位の取りやすさ、高成績の取りやすさなどを学生が評価した「逆評定」と呼ばれる雑誌が学生の手で出版・販売され、少なからぬ学生が買い求めます。
(東京大学 3年生 男性)
数々の略語が使われています(もしかしたら他大学でも使われているものがあるかもしれませんが)。
たとえば、「マーク下」といえば渋谷駅のマークシティの看板の下(京王井の頭線に向かうエスカレーターの横)のことです。わからない言葉は遠慮なく尋ねましょう。
(東京大学 4年生 女性)
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