【自社アンケート引用です。あえて加工せず、生データにしています。】
【なお、東大生と他の大学生とを区別しているのはアンケート取得の都合です】


かつては化学を専攻していこうと考えていたが、ある学生NPO法人に入ってみて経営学やマネジメントなどに興味を持つようになり、専門過程もそちらにしようと考えている
(東京大学 1年生 男性)


私は文一なので、大学入学前はそのまま法学部に進むのかなと漠然と考えていました。と言っても、法曹には興味がなかったので、とりあえず法学部を卒業して、ネームバリューで大企業にでも就職できたらいいな、くらいに思っていました。ですが、周囲の刺激や、「おもしろいことをやってみたい」と思うようになり、今では将来起業することを考えています。
(東京大学 1年生 女性)


大学に入った当初は漠然と研究者になりたいと思っていたが、勉強するにつれその思いがよりいっそう強くなった。しかも、リスクを犯してでもアカデミックに残りたいようになった。
(東京大学 1年生 男性)


もともとは国際機関でバリバリに働きたいという夢があったが、周りのエリート性の高さに圧倒されて自信を失った。そんな中で他人にはできなくて自分にはできることは何か考えたら、もっと下々の人の気持ちに寄り添えることかなと思い、文学部に進んで彼らの気持ちを代弁できるようになりたいと思うようになった。
(東京大学 1年生 女性)


受験時は、理科2類で受験、合格しました。理科2類からは農学部進学が多いため、将来は何となく、日本の農業政策、諸問題を考える職業に就こうと考えていました。しかし、授業内容や、空き時間に図書館で読書をしているうちに、経済系に強い興味を持っていました。将来は工学部で金融工学を学び、アクチュアリー(保険、年金数理人)を目指すことを考えています。農学部のことはとっくに忘れてしまいました。なんだかんだで、東大の進振りの有用さを、改めて感じました。
(東京大学 1年生 男性)


工学部で化学を専攻しようと思っていたが、必修授業の、生命科学を受けて生物に興味がわき、今では薬学部の進学も視野に入れている。
(東京大学 1年生 女性)


高校のときは英語力を生かし国連など国際機関で働くつもりだったが、大学に入って、英語ができるのは当たり前だと知った。そして国際機関で実際に働く方の話を聞いて、そんな過酷なことが目の前で起こる世界には行きたくないと思った。日本の国内の問題に目が向くようになった。
(東京大学 1年生 女性)


大学生になる前は多かれ少なかれある程度の将来を見据えていると思います。大学に入るとさまざまなことを学びます。1年もすると自分の興味が変わってきました。たとえば、僕は国際的な場で仕事が切ればと思っていましたが、大学で授業を受け日本の現状を知っていくと、まずは国内をどうにしかしたいと思うようになりました。周りの友人でも入学当初と今では将来への展望が変わっている人はたくさんいますし、それも大学生の醍醐味ではないでしょうか。
(東京大学 2年生 男性)


入学当初は国際関係学に興味があり、国際協力を行うサークルに入りました。しかしサークル活動の一環でアフリカ研修に行ったり、国際協力に関係する授業を取って勉強している内に、本当は自分はこの分野に向いていないし、本気でやりたいと思ってないのではないか、と考えるようになりました。そんな中、何気なく受けることにした農業に関する授業が非常に面白く、自分のやりたいことはこれだ!と感じ、農学部に進学することになりました。今は農業政策や食糧問題に少しでも携わるたいと思って勉強していますが、1,2年生時に国際関係の勉強をしていたことがとても役立っており、自分の選択に満足しています。
(東京大学 2年生 女性)


私はもともと文三志望でしたが、センター試験の成績が悪く文二で入学しました。進学振り分けもあるので、あとで行きたい学部を選択すればいいと思っていました。しかし、入学して勉強するうちに、自分は経済学部のほうが向いていると思い、そのまま経済学部に進学しました。就職も、経済に関わる仕事を選択したいと思っています。
(東京大学 2年生 女性)


大学に入って、高校までとは全くことなるレベルで様々な人、情報に触れるようになりました。そのため、ぼんやりと描いていた夢がゆらぎました。最初は、なんとなく民間に入るのだろうとぼんやりと思っていたのですが、ビジネス系のサークルに所属し、経済学部の授業を2年の後期から受けるようになって、公共セクターに携わりたいと思うようになりました。民間も今までと同じやり方では立ち行かなくなっている今、公共の政策が大きく国の行方を変えるからです。大学生は良くも悪くも大量の情報、人にもまれ、考えも変わりやすい時期だと思います。存分に多様な人と交わり、かつ将来の自分の軸を見定めていくことをおすすめします。
(東京大学 2年生 男性)


高校時代に一番興味があったのは、宇宙物理学の研究でした。しかし、大学でそのために必要な物理の勉強が本格的に始まると、あまりの難解さに私は付いていけなくなりました。そのとき、自分が一番楽しく感じているのは昔から続けている音楽に関わることだと気づき、音響学に進もうと考えるようになりました。
(東京大学 3年生 男性)


もともと化学の研究がしたいと思って大学に入り、有機化学がしたいと思って今の学科に進学しましたが、化学的なアプローチから整然と説明された分子生物学の講義を聴いているうちに、医薬系の研究をしたいと思うようになってきました。高校時代は物理・化学選択で生物は高1のときしか習っていなかったので、今このように思うようになるとは当時考えもしなかったと思います。
(東京大学 3年生 男性)


私は、最初終身雇用の企業でゆっくり働きたいと思っていました。しかし、そのような態度では世の中は停滞するばかりだと、様々な友人の活動を見、友人たちと語らう中で感じました。そして、私は働く中で何か新しい価値を産み出すことをしたいと思うようになりました。
(東京大学 4年生 女性)


最初は,知の巨人になりたいと,多くの分野に通じる総合的な専門家に最初からなることを志向していたけれど,人生の長さを実感した後は,その時々にしたいことを進めることを繰り返して,他人とその面白さを共有し続ける生き方をしたいと思った.
(東京大学 4年生 女性)


課題や実験などはしっかりやっておくべき。非常に専門的なことができていくにあたっていつしか自分の専門が好きになっていき、さらに好きなことができるようになりました。
(東京大学 4年生 男性)



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