中高生の方から、「因数分解が苦手!」という声をいただきましたので、

因数分解攻略記事(二次式限定)を作ってみました!



気ばらず、ゆる~い感じで説明していきます。


二次式の因数分解攻略のポイントは下の3つ(+1つ)です。

0.まずはいつもの形にしよう!

1.公式の型をおぼえてハッケンできるようになろう!

2.たすきがけをマスターしよう!

3.こまったときはとにかく解の公式だ!


順番に説明していきまーす。

…の前に、そもそも因数分解ってナニヨ?というところを確認しておきます。


「因数」と言われると、なんのこっちゃ?と思うかもしれませんが、実際は単純です。

要するに 数や式をかけ算のカタチにする ということです。

なので、因数分解しろ!という問題はとにかく

ナントカ かける ナントカ かける ナントカ…という形にすればOKです!

実際にはかけ算の記号は書かないので、
t-news(for中高生)のブログ-14

みたいな感じになります。


さて、これを踏まえた上でいってみましょー♪

0.まずはいつもの形にしよう!

因数分解をする前に、まずは下ごしらえが重要です。

つまり、いつもの形(「一般形」といいます)に変える、ということです。

二次方程式の「一般形」はコレですね。



「移項」 「同一項をくくりだす」 を活用してまずはこの形にしましょう!

式によっては



t-news(for中高生)のブログ-5

t-news(for中高生)のブログ-3

とか


t-news(for中高生)のブログ-2

t-news(for中高生)のブログ-1


のように、係数が数式になるものもありますが、キニシナイ!

そのまま進んでOKです!


また、



t-news(for中高生)のブログ-4


みたいなヤツも出てきますよね。


小数がついている場合は、全体を10倍、100倍して小数点を消しちゃいましょう!
t-news(for中高生)のブログ-3

なら、小数第二位のものがあるので100倍すると
こうなってスッキリしますね。


分数がついている場合は、分母の最小公倍数を全体にかけるといい感じです。
t-news(for中高生)のブログ-4

なら6倍すると

t-news(for中高生)のブログ-6

こんな感じでスッキリとなります。


基本形にできたら、いよいよ因数分解です!


…長くなってしまったので、続きは別記事で。



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