手荒れがひどくて悩んでおります。
毎年寒くなるとガサガサになるのですが、年々その時期が早まっているような・・・
年のせいとは・・・思わないようにしております(T_T)
それでは、今月のイベント第四夜でございます~。
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戴宗「お前、酔ってんだろう、鉄牛?」
間に割って入った戴宗さんが言った。
李逵「ん?酔ってるぅ?おいらはただ・・・」
戴宗「酔ってるんだよなぁ?」
www怖いよwww
戴宗さんが重ねて言うと、李逵さんはハッとしたように口をつぐんだ。
それから、曖昧な笑みを浮かべる。
李逵「そ、そうみてぇだ。たぶん酔ってんだなぁ、おいら」
郁里「でも李逵さん、さっき林冲さんたちが・・・」
阮小五「ああ、そうだ!鉄牛は水を飲んできたらいいんじゃないかな」
呂方「そうだよな。うん、それがいい!」
李逵「えぇっと・・・水瓶はあっちだったかな」
そういうと、李逵さんは逃げるかのようにその場を立ち去った。
郁里「今の李逵さん、絶対何か隠してますよね?」
戴宗「どうしてそう思う?」
郁里「だって李逵さんみたいに素直な人が、あんなふうにうろたえるなんて・・・」
(やっぱり、みんな変だ・・・)
ちらりと阮小五くんや呂方くんを見ると、気まずそうに目をそらされてしまう。
(いったい何を隠してるの・・・?)
何かを隠されていることは確かだ。
けれど、その“何か”が明らかにされる気配がないというのは、とてももどかしい。
郁里「戴宗さん・・・知ってるんですよね?」
www聞く相手を間違えている件www
戴宗「お前さん、オレが何を知ってると思うんだ?」
郁里「林冲さんたちがどこにいるか」
戴宗「知ってたとしたら教えてほしい、ってことか」
郁里「それはもちろん」
私の回答に、戴宗さんはニヤリと笑みを浮かべた。
戴宗「もし知っていたとして・・・ただで聞き出そうと思ってるわけじゃないだろうなぁ」
意味ありげな笑み。
戴宗さんが何を言いたいのかは、大方想像がつく。
郁里「だったら、いいです・・・」
www即、撤退www
戴宗「それは残念」
私がどう答えるのかを分かっていたのだろう。
戴宗さんはたいして残念ではなさそうに、あっさりと言った。
(でも、みんなが揃いも揃って隠すようなことって・・・。いつも大暴れしたがっている李逵さんが残念がるくらいだし・・・もしかして、ものすごく危険な任務に出かけたとか?)
何も状況が分からないと、想像は悪い方向に膨らんでいくばかりだ。
阮小五「・・・大丈夫ですか、郁里さん」
黙り込んでしまった私の顔を、阮小五くんが少し心配そうにのぞき込んだ。
(そうだ・・・今日はお祭りで、みんな楽しんでいるんだし・・・暗い顔をしていたらダメだよね)
郁里「何でもないよ。私は大丈夫だから」
笑顔を作って言うと、阮小五くんも安心したように微笑んでくれた。
阮小五「心配するようなことは、何もありませんよ」
呂方「姐御は心配性なところがあるからなぁ」
阮小五くんも呂方くんも、まるで私の心を見透かしたように笑ってくれる。
(きっと、二人は知っているんだよね、みんなが何をしているのかを。でも教えてくれないっていうことは、私は知らない方がいいんだ・・・)
知っていて穏やかな表情をしているということは、危険な任務ではない。
・・・そう信じたい。
郁里「ごめんね、私・・・心配しすぎちゃったみたい」
阮小五「郁里さんが謝ることではありませんよ」
笑顔で頷いてくれた阮小五くんたちを信じることにする。
(信じることにする、とは言っても・・・)
それでも、心の奥のほうではぼんやりとした不安は残ってしまうのだった。
そして、やがて少しずつ日は暮れて・・・。
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宋江「今年の収穫祭も皆、楽しめただろうか」
暗くなってきたころ、宋江さんがみんなの前に立った。
宋江「今日という日を存分に楽しみ、また来年もこのような時間を過ごせるよう、各々、励んでほしい」
ほろ酔いになっている人たちが大半だったけれど、それでも宋江さんの話に誰もが耳を傾けていた。
宋江「では、解散」
宋江さんの声に、それぞれ屋敷へと戻っていく。
みんなの足取りは軽く、この祭りを存分に楽しんだらしいとわかる。
(私も自分の部屋に戻ろう・・・)
立ち上がって歩き始めた、そのとき。
李逵「姉ちゃん!」
少し離れたところにいた李逵さんが駆けてきた。
www今回、やたらコイツが絡んでくる気がするwww
郁里「どうしたんですか?」
李逵「部屋に戻るんだろう?それなら、おいらが部屋まで送っててやるぜぃ!」
1:急にどうしたの?
2:大丈夫です
3:どうして送りたいの?
???「・・・どうしてお前は、大人しくしてられない?」
wwwほんまソレwww
突然現れた戴宗さんが、グッと李逵さんの襟元を後ろから握った。
李逵「だってよぅ、気になるじゃねぇか」
郁里「え、何がですか?」
戴宗「・・・子猫ちゃんが、ちゃんと部屋に戻れるかどうかだよ」
郁里「子供じゃないんですし、戻れるに決まってるじゃないですか」
李逵「そうかぃ・・・」
私の言葉に、李逵さんはがっくりと肩を落とす。
呂方「えっと、もしよかったら少し部屋で飲み直さねぇか?酒もまだ残ってるし」
阮小五「明日も朝が早いんだから、早めに寝た方が賢明だよ」
呂方「・・・それもそう、だよな」
そう言いつつも、みんなは名残惜しそうなそぶりを見せている。
(でも、ここでぐずぐずしていても仕方ないし・・・)
郁里「じゃあ、私はそろそろ行きますね」
そう言って、その場をあとにした。
今日一日のことを振り返りながら部屋に向かう。
(みんな、もう少し飲んでいたかったみたいだけど。それだけ、祭りが楽しかったっていうことだよね・・・)
みんなの笑顔が脳裏に思い浮かぶ。
ところが・・・。
カタンッ
(え・・・)
目の前を走る人影。
郁里「誰・・・っ!」
焦って声をかけると、その人影は慌てたように・・・逃げ出した!
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今回のイベント、ほとんど萌えポイントがない・・・
とりあえず、エンドに期待(-_-;)