私、サッカーのオフサイドが何度聞いても理解できないんですがwww
そんなことありませんか?
ルールのよくわからないスポーツを観るのはとても苦痛です笑
それでは今月のイベント、第二夜でございます。
このイベント、復刻じゃないですよね?
なんかすごいデジャヴを感じるのですが・・・
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
郁里「なんだかいいですね・・・」
私が漏らした言葉に、呉用さんが眉をひそめた。
呉用「いい、というのはどういうことだ?」
郁里「それは・・・この世界には戦もありますし、私が元いた世界に比べて、大変なこともたくさんありますけど・・・でもこうやって、みんなが笑い合って楽しく過ごせる時間があるって素敵だな、と思って」
呉用「ふむ・・・」
郁里「呉用さんもそう思いませんか?」
呉用さんはしばらく考えるような表情を見せたけれど・・・。
呉用「私は、どちらかというとお祭り騒ぎなどはあまり好きではない。しかし、君がそのように思えるのなら、悪いことではないのかもしれないな」
そう言った呉用さんがふわりと笑みを浮かべた。
宋江「それに、これは秋の収穫を祝う祭りだからね。祝って、また来年の収穫を祈る。必要な催し物だろう?」
呉用「・・・いかにも」
宋江「だから、呉用も少しは楽しむといい」
宋江さんの言葉に、呉用さんはどこか困ったような表情になる。
(呉用さんって・・・こういうイベントごとの楽しみ方とか、あんまり知らなさそうというか・・・でも、やっぱり呉用さんにも楽しんでほしいな)
www男は無趣味な方がいいような気がするwww
ぼんやりとそんなことを考えていると、李逵さんがこちらに向かって駆けてくる姿が視界に入った。
李逵「おぉーい、姉ちゃーん!」
駆けて来た李逵さんは、そのままの勢いで私に抱きついてきた。
郁里「むぐっ」
www圧死www
力いっぱいに抱きしめられ、息が詰まる。
郁里「んーっ、んーっ!」
慌てて李逵さんの背中を叩くと、苦しいということが伝わったのか、ようやく解放してくれた。
李逵「すまなかったよ、姉ちゃん・・・」
郁里「いえ、大丈夫でしたから・・・。それにしても、どうしたんですか、急に?」
李逵「いやぁ、あっちで美味いモン見つけたもんで、おいら、ちょいと気持ちが大きくなりすぎちまってさぁ。ほらこれ、姉ちゃんも食ってみろぃ!」
李逵さんが差し出した手に乗せられているのは、焼いたお饅頭だ。
郁里「わあ、いただきます!」
笑顔で受け取ったのだけれど・・・。
郁里「熱・・・っ!」
饅頭が思いのほか熱くて、取り落としてしまう。
地面に落ちる寸前、李逵さんが機敏な動きで饅頭をキャッチした。
李逵「大丈夫かぃ!?」
郁里「ごめんなさい、ちょっと熱くて・・・」
李逵「ありゃぁ!」
私の手を見た李逵さんが、驚いたようにその手を取った。
李逵「姉ちゃん、手が真っ赤になってるじゃねぇかい!」
wwwそんなに焼けた饅頭って、一体www
そう言ったかと思うと・・・手を口元に持ち上げ、ペロリとなめた!
ギャアー!(゚Д゚;)
郁里「!?」
李逵「痛くねぇかぃ?」
wwwむしろ気持ち悪いwww
郁里「は、はい・・・」
とっさのことに目を瞬かせ、うろたえてしまう。
李逵「姉ちゃんの肌は、おぃらのと違って柔らかいんだな・・・。おいらはちっとも熱いと思わなかったけど、油断しちまってごめんよぅ」
李逵さんがそう言って肩を落とす。
李逵「・・・ごめんよ、姉ちゃん」
郁里「いえ、もう大丈夫ですから」
(・・・って、あれ・・・?)
李逵さんの腕の中から解放され、ふと違和感に気付く。
辺りを見回してみて、原因がわかった。
李逵「どうかしたのかい?」
郁里「あの・・・呉用さんがいなくなってしまったみたいなので」
そう、ついさっきまで私の隣にいた呉用さんの姿が見えないのだ。
郁里「呉用さんがどこに行ったのか、知りませんか?」
李逵「えぇっ!?」
何気なく問いかけると、李逵さんが目を白黒させた。
郁里「あの・・・李逵さん?何かあったんでしょうか」
李逵「さ、さあなぁ!おいら、なぁーんも知らねえぞ!だろう?親分」
宋江「・・・」
知らないと言いつつ、どことなくぎこちない態度の李逵さんと、ニコニコと笑ったまま何も言わない宋江さんに私は首を傾げる。
(李逵さんは、うろたえてる・・・よね。宋江さんは特に変わりないみたいだけど・・・)
李逵さんの何かを隠すような口ぶりは、やはりただ事ではない気がする。
私は改めて尋ねてみようと口を開いた。
郁里「あの、李逵さ・・・」
と、その時…。
呂方「おぉい!李逵!こっちを手伝ってくれないか」
少し離れたところから呂方くんが李逵さんを手招きしている。
李逵「あっ、おいら行かねぇと!じゃあな、姉ちゃん!」
李逵さんはさっさと呂方くんのもとへ駆けて行ってしまった。
(うーん、どうして李逵さんは、あんなに不自然な態度だったんだろう?)
立ち去る大きな背中をぼんやりと見送っていると、私はさらに、おかしなことが起こっていることに気が付いた。
視線を巡らせると、また新たに二つの人影が広場を立ち去る姿が見える。
どうやら、史進さんと林冲さんのようだ。
(何かあったのかな・・・)
胸の中に、不安が影を落とす。
そして、また別の場所では・・・。
戴宗「水の親分、そろそろじゃないのか?」
李俊「おっといけねぇ。うっかりしてたな」
戴宗さんと和やかにお酒を酌み交わしていた李俊さんまでもが、どこかへと立ち去っていく。
(呉用さんだけじゃなく、史進さん、林冲さん、それに李俊さんまで・・・。何があったんだろう。もしかして、敵が攻めて来たとか?それとも他に、何か問題があるのかな・・・)
wwwエンドの準備ですな!www←ミもフタもない
いろいろと想像を巡らせているうちに、どんどん不安が募ってきて、気付かないうちに、私は自分の腕をさすっていた。
wwwいや、宋江さんがいるんだからそんな大事ではないってわかるやろwww
宋江「郁里さん、寒いのかな?」
すぐそばに腰かけていた宋江さんが、私の顔を覗き込んだ。
宋江「それに・・・眉間にシワが寄っているね」
くすりと笑われてしまい、慌てて眉間を手で隠す。
郁里「ええと・・・呉用さんや史進さん、林冲さんたちも・・・。みなさんがどこかに行かれてしまったので、ちょっと・・・」
宋江「・・・不安になってしまった?」
1:少し
2:もちろんです
3:好奇心です
宋江「郁里さんは、本当によく周りを見ているね」
郁里「そう、でしょうか・・・?」
宋江「大半の者は席を外した者がいることに、気が付いていないからね」
wwwどいつもこいつも酔っ払ってんじゃないの?www
確かに、林冲さんたちが立ち去ってもみんな特に変わった様子は見せていない。
郁里「つい、不安になってしまって・・・誰かが攻めて来たんじゃないか、とか」
宋江「あなたにそんな不安を抱かせてしまって申し訳ない。一つ言えることは、私のところにそんな報告は入っていないということかな」
郁里「宋江さんは、何かご存知なんですか?」
宋江「ふふふ・・・」
www萌え( *´艸`)www
宋江さんは、私の質問に、どちらともつかないような顔で微笑み・・・。
宋江「何か・・・秘密の会合でも開いているのかもしれない、と考えてみるのも、面白いのではないかな?」
いたずらっぽく、そう言った。
私はつられて笑みを漏らす。
郁里「秘密の会合で・・・何を企んでいるんでしょうね」
宋江「まったくだよ。しかし、わからないものはいつまで考えていてもわからないからね。郁里さんも、今は祭りを楽しんで」
宋江さんが私の目の前に料理を差し出してくれた。
宋江「これはね、顧大嫂特製の饅頭だよ。私もこれがお気に入りでね。半分、どうかな」
郁里「わあ!美味しそうですね」
宋江さんが半分に割ってくれた饅頭を受け取り、一気に頬張る。
郁里「美味しい・・・!」
かぶりつくと、中から肉汁がジュワリとしみだしてきて・・・今まで食べてきたどの肉まんよりもジューシーで、食べごたえがある。
郁里「こんなにおいしい饅頭、食べたことがありません!」
そう声を弾ませたのだけれど・・・。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
饅頭って言われると、どうしてもあの和菓子の饅頭をイメージしてしまう・・・
おかげで、なんかストーリーに入り込めませんwww
やけどするほど熱いお饅頭・・・うぅ~ん(-_-;)
もういっそ、「肉まん」で良くない?笑