こんにちは!
外は雪が降ってて、外出する気すら起きないまなみんです!!
さっき、結構お昼ご飯食べたからめっちゃ眠い・・・
さて、終盤に近づいてきました林冲レポです。
では、いつものネタバレです。
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戴宗さんに、身をもって妖術を教えてもらってから、体がなんだか変だ。
(ううん、変っていうより、むしろ軽くて調子がいい)
そう思っても、自分の意志で力を発動させたのは一度きりだし、そもそも、その力が具体的にどんな力なのかもよく理解していない。
そんなわけで、あれから私は、林冲に読んでもらいながら書庫の資料を調べ始めた。
林冲「う・・・ん、やっぱりこの本には、郁里の連星はないみたいだけど」
私が古本屋で買ったものと同じ本をめくっていた林冲が、そう言った。
郁里「そもそも、連星がある人って108人で、そこに載っているのも、108個なんだよね。やっぱり私のって、林冲たちのとは種類が違うのかな」
林冲「この本は、実在する印を集めたものだから、ただ載ってないだけかもしれないよ。もしかしたら、郁里以外にも、新しい印を持ってる人がいるのかも」
wwwそんなにゴロゴロいてたまるかwww
郁里「新しい印か・・・」
私は改めて、自分の印を確認しようと・・・。
1:林冲に見せる←
2:印が書かれた紙を取り出す
3:自分で見る
(う・・・ん、自分ではちょっと見づらいな)
郁里「林冲、ちょっと見てくれる?」
wwwなんで?鏡で見たらいいやんwww
私は自分で襟元を少し開いた。
林冲「え?う、うん。でも、なんていうか、その・・・」
郁里「どうしたの?」
林冲「郁里って、意外と大胆なんだね」
改めて胸の印を確認すると、それが以前より濃く、はっきりとしてきたことに気づく。
林冲「とにかく、あれだけの妖術が使えるんだから、オレたちと同じ、導かれた者であることは間違いないと思うよ」
(私が導かれた者・・・?)
自分の両手をじっと見た。
(ごく普通のOLで、なんのとりえもなくて、彼氏に振られたばかりの私が・・・?)
wwwなんか、イラッとするわwww
林冲「・・・・・」
林冲の視線を感じて、顔を上げる。
すると、林冲の手が私の顔に向かって伸びてきて、眉間をツンとつついた。
林冲「ここ、すっごい皺が寄ってたよ」
wwwその皺、なかなか取れないよwww
林冲に言われて、慌てて指で眉間をこする。
林冲「ふふっ、少し、休憩しない?」
郁里「林冲、先に休んでて。私はもう少し調べてみるから」
私は本に目をやりながら、そう答えた。
(きっと今の私、顔が赤い。こんな顔を見られたら、ますます赤くなっちゃうよ・・・)
林冲「そっか・・・」
林冲の声のトーンが下がる。
そっと視線を上げると・・・嬉しそうに林冲が私を見つめていた。
郁里「そ、そう言えばこの印って林冲のだよね」
林冲「うん、そうだよ」
郁里「じゃあ、こっちは?」
林冲「それは、史進」
郁里「そ、そう」
会話でごまかそうとしても、林冲の答えはシンプルで、思ったように会話が弾まない。
(どうしたんだろ。今日の林冲、なんだか変だ)
wwwいつも変でしょwww
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【林冲から見た景色】
オレは、目の前で何もしていないのに、くるくると表情を変える郁里をじっと見ていた。
(何をあんなに、顔を真っ赤にして照れてるんだろう。別に、わざとらしくごまかさなくたって、全部お見通しなのにね)
思い切り照れている郁里の顔に、オレの心臓がひとつはねた。
(あれ?郁里ってこんな表情したっけ?)
そう考えると同時に、跳ね上がった心臓が加速をつけ、まるで太鼓をたたくように鳴りだす。
(あ、あれ?どうしたんだ?オレ。思いを・・・制せない・・・)
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【郁里から見た景色】
(このままじっと見つめられてたら、心臓がもたないよ。どうしよう・・・)
林冲「そうだ、郁里に見せたい本があったんだ」
その時、おもむろに林冲が口を開いた。
郁里「本?どんな?」
林冲「見せた方が早いな。確か、この奥にあったから、ちょっと来て」
郁里「・・・うん」
林冲が、急かすように私の手を取って背中を押した。
(あれ?林冲の手、なんだか熱いような・・・?)
郁里「えっと・・・どの本なの?」
林冲「・・・郁里っ!」
本棚を見上げる私を、いきなり林冲が抱きしめた。
いつもより強い力で、思わず息が止まりそうになる。
郁里「り、林冲?」
私の呼びかけには答えず、ただ、ひたすらに私を強く抱きしめる。
(こんなに感情をぶつけてくる林冲なんて、初めて・・・)
wwwそうか?www
自然に私の腕が林冲を抱きしめる。
すると、少しだけ林冲の腕の力が弱まった。
郁里「どうしたの?いきなり」
林冲「・・・衝動。可愛い郁里を見ていたら、触れたくなって・・・抱きしめたくて、どうしようもなくなった」
郁里「そんな・・・」
素直に嬉しかったけど、誰彼かまわずに言っていた“可愛い”という言葉が、なんとなく心に引っかかって、素直に喜べない。
林冲「そんな風に照れる郁里も、また可愛いよ」
郁里「また、そんな調子のいいこと言って」
林冲「褒めてるんだからいいでしょ?それに、かわいい子には可愛いって言わなきゃ、失礼だし」
林冲の言葉がまた胸に引っかかる。
(あ、これ・・・いつかも言ってた。言わなきゃ失礼、って・・・)
郁里「ってことは、社交辞令なんだね」
林冲「え?」
郁里「言わなきゃ失礼ってのは、思ってもないけどとりあえず言っておこうってことでしょ?」
林冲「そうじゃないって」
郁里「林冲って、ほんとの気持ち、あんまり見せてくれないよね?調子のいい言葉ばっかり言って、なんとなくごまかして。その方が・・・失礼だよ」
林冲「・・・・・」
気まずい空気が流れる。
(う・・・傷つけちゃった・・・かな。でも、どうしても気になって、言わずにはいられなかったんだ。林冲、私はあなたの本当の言葉が聞きたい・・・)
林冲「わかった」
林冲は、突然そう言うと、また私の体を強く抱きしめた。
そして・・・。
林冲「郁里・・・オレは今すぐ、キミを独り占めにしたい」
郁里「・・・」
林冲「言っただろう?衝動・・・だよ」
wwwようするに、勢いのみ、ってことwww
その時、私の中の恥じらいと理性が林冲の体を押し返した。
wwwあ、まだそんなの残ってたんだwww
林冲「走り出したら止まらないのが恋、なんでしょ?オレは・・・もう止まらないよ」
郁里「・・・林冲らしくない」
林冲「そうさせたのは・・・郁里だよ」
頭の中が白くなっていき、私は押し返していた手を林冲の背中に回した。
その時・・・。
簫譲「んんっ?そこにだれかおるのかのう?」
隣の本棚のあたりから簫譲さんの声がして、私たちは慌てて体を離した。
wwwじいさん、グッジョブwww
簫譲「なんだ、お前たちか。こんなところまで片づけてもらって、すまんのぅ」
林冲「い、いや、ついでだから。それで、簫譲さんは?」
林冲が本の整理をするふりをしながら、簫譲さんの目を私から逸らす。
その間に、私はさり気なく乱れた着物と髪を直した。
簫譲「いや、物音がしたんで何かと思ったんじゃが。ネズミでもおったかな」
www似たようなもんだよwww
林冲「・・・」
簫譲「それじゃ、残りも頼んでいいかの?」
林冲「はい、もちろんです」
簫譲「そりゃあ、ありがたいのう・・・・それはそうと、林冲」
林冲「ん?何?」
簫譲「・・・もちっと、優しくせんか」
林冲「!!!」
郁里「!」
簫譲「・・・ではの」
簫譲さんは、三日月のような目で笑うと、行ってしまった。
林冲「・・・」
(み、見られて・・・たんだ・・・)
驚いて顔を見合わせ、照れくさくなって同時に笑う。
林冲「・・・ごめん。なんかオレ・・・その・・・ちょっと・・・強引だった」
顔を赤くして謝る林冲が、妙に可愛く見える。
郁里「いいよ、それに・・・」
一瞬、言おうかどうか迷ってから、林冲を見つめた。
郁里「・・・嬉しかったから」
林冲「え・・・あ、ありがとう・・・」
林冲は照れくさそうにそう言うと、もう一度、私を抱きしめ、優しくキスをした。
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その日から、林冲は私をそばに置くようになった。
郁里「林冲。呉用さんが、兵の隊列を改めたいから話がしたいって呼んでたよ」
林冲「それじゃ、その前に・・・」
郁里「蛇矛の手入れなら、湯隆さんがあとで見てくれるって」
林冲「そう、あとは・・・」
郁里「はい、腰布、洗っといたよ」
林冲「・・・ありがとう。それじゃ、呉用さんのところに行ってくるね」
郁里「行ってらっしゃい」
手を振り、林冲を送り出す。
そんな私の後ろから、呆れたようなため息が聞こえた。
戴宗「なんだ?ありゃぁ。デレデレしやがって、みっともねぇ」
郁里「戴宗さんっ!?いきなりどこから湧いて出たんですかっ!」
戴宗「オレを蛆扱いできるのは、この山で子猫ちゃんだけだよ。それにしても、ずいぶんねんごろだな・・・そうかそうか、済ませたか」
郁里「す・・・済ませてません!」
戴宗「はぁー、まだなのか。ガキじゃあるまいし、お前の年なら誰も照れないぜ。興ざめもいいところだ」
郁里「戴宗さんの人生を面白くするために生きてるわけじゃありません」
(だいたい、年、年って・・・あなたの方がどう見てもおじさんじゃない!)
戴宗「そうか?オレはこの世の中全て、オレの玩具だと思ってるんだがな。そんなわけで・・・いつでも遊んでやるぜ、子猫ちゃん」
そう言って、戴宗さんは豪快に笑いながら行ってしまった。
(わ・・・今のってすごく戴宗さんっぽいセリフだ。絶対に玩具にはされたくない・・・)
戴宗さんの背中を見ながら、そんなことを思う。
郁里「そうだ!宋江さんから頼まれていた本、届けに行かなくっちゃ」
頼まれごとを思い出し、私は慌てて書庫に向かった。
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郁里「簫譲さーん、宋江さんに頼まれていた本、ありました?」
声をかけてみるものの、返事はなく、書庫の中は静まり返っていた。
(出掛けてるのかな?仕方ない。私じゃ本を探せないし、休憩ついでに待っていよう)
椅子を取り出して座ると、しばし本棚を眺めながら、ぼーっとする。
林冲「走り出したら、止まらないよ」
ふいに、林冲の顔が浮かんできて、一人で赤面する。
(そう言えば、あの時、いきなり林冲が私を書庫の奥に連れて行って・・・)
その時のことを思い出し、心臓がドキドキと高鳴る。
(あんなに情熱的な林冲は、初めてだったな。でも・・・)
戴宗「で・・・済ませたのか?」
今度は、さっきの戴宗さんの言葉がよみがえる。
(済ませたどころか、あれから林冲はキスどころか、抱きしめてもくれない。林冲は、いったいどういうつもりなんだろう・・・?)
wwwアンタ、相当欲求不満だよねwww
郁里「林冲・・・」
そう呟いた時だった。
入り口近くから物音が聞こえ、はっと我に返る。
(簫譲さんが戻ってきたのかな?)
郁里「簫譲さんですか?」
林冲「あ、やっぱりここにいた!」
wwwうぜぇwww
郁里「林冲、どうしたの?こんなところに」
突然現れた林冲に、動揺する。
林冲「どうしたって、郁里に話があって探してたんだよ」
郁里「私に話?なに?」
すると林冲は、まわりを確認するように見回した後、私の耳元に口を寄せて・・・。
林冲「今夜、郁里の部屋に行ってもいい・・・?」
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久し振りにイベントが始まりましたね~
私はすっかり忘れてて、一日遅れてのスタートとなりました笑
いつもどおり、アメ限でのレポをしますので、林冲のレポはしばらくお休みします~
ただでさえ進行遅いのに、すみませんwww