こんばんは!
病院の3時間に及ぶ待ち時間に疲れ果ててしまった、まなみんです!!
最後の30分は子供が「帰ろう帰ろう」と号泣してしまって、待合室で針のムシロでした(ノД`)・゜・。
さて、いよいよ11話まできました、黒崎先生レポです!
ネガティブに盛り上がるヒロインちゃんに、私のイライラもMAXですよ~
では、ネタバレ!!
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諒さんの父、佐和透さんは、諒さんと最期の会話を交わした後、すぐに息を引き取った。
院長は彼のベッドの傍らで、人目もはばからずに号泣している。
きっと彼女は本当に透さんを愛していたんだろうと思う。
権力とお金をタテに、諒さんとお母さんから透さんを奪うことに成功したけれど・・・心まで手に入れることはできなかった。
院長の泣き顔を見ながら、私はふと百合さんのことを思い出していた。
彼女も院長と同じだ、と思った。
人の心はお金や権力で自由にできるものじゃない。
(私もそろそろ・・・決着をつけないとね。百合さんに撃たれたことで、諒さんは私に負い目を感じているみたいだけど・・・いつまでも彼のことを縛ってちゃいけない。それに私も・・・同情で一緒にいられるなんてつらすぎるから)
wwwまた勝手に盛り上がってるよwww
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沢渡「本当にいいのか?」
沢渡くんが私の顔を覗き込み、真剣な表情で尋ねてくる。
彼がお見舞いに持ってきてくれた小さなブーケに触れながら、私ははっきりと首を縦に振った。
彩香「怪我でずっと休職していたこともあるけど・・・他にやりたいことが見つかったから。ごめんね、こんなこと沢渡くんにお願いしちゃって」
沢渡「いや、そんなことはいいけど・・・そうか、もう決めたんだな」
彩香「うん」
沢渡「・・・さみしくなるな」
沢渡くんの手には、私が渡した退職届がある。
今日は沢渡くんに、この退職届を託した。
wwwあのさ、アナタ女友達いないの?ホントにwww
今のままではいつ、美濃部さんが会社に圧力をかけてくるかわからない。
私がいなくなれば、もうその心配もなくなるはず。
とんとん、とノックの音がした。
彩香「はい」
ドアを開けて入ってきたのは、諒さんだった。
www修羅場!?(´゚д゚`)www←違
沢渡くんの姿を見て、眉を寄せる。
何も知らない沢渡くんは、諒さんに向かって頭を下げた。
沢渡「検査の時間かな?これは俺が責任を持って部長に届けておくよ。それじゃ、また来る。元気になったらまた食事にでも行こうな」
諒さんと入れ替わるように、沢渡くんが病室を後にする。
諒さんは、沢渡くんの後姿を見送るように廊下に視線を送っていた。
黒崎「あれは会社の同僚か?」
彩香「うん、沢渡くん」
黒崎「何を渡したんだ?」
彩香「・・・退職届」
黒崎「会社を辞めるつもりなのか?」
彩香「・・・うん」
諒さんがじっと私を見つめてくる。
黒崎「会社は楽しいと言っていなかったか?ひょっとして・・・今回の休職が原因なのか?」
1:それもある
2:新しいことを始めたくなった←
3:少し疲れたから
彩香「何か新しいことを始めたくなったんだよね」
黒崎「なるほどな」
諒さんはそれ以上、追及しては来なかった。
その代わり、話の矛先は沢渡くんに向かう。
黒崎「さっきの男、沢渡と言ったか・・・アイツはお前の何だ?」
彩香「だから、同僚だってば」
黒崎「その割には食事に行こうとか・・・やけに親しげだったな?」
彩香「確かに仲はいい方だと思うけど・・・」
黒崎「好きなのか、あの男が?」
wwwなんでそうなるwww
彩香「まさか!そんなんじゃないよ」
好きな人に、誰か他の男が好きなのか、と疑われるのは悲しかった。
www割とよくあることだけどねwww
私が好きなのは諒さんだ、と言ってしまいたかったけど、拒否されるのがつらくて私は口をつぐんだ。
そんな私の様子を、単に不機嫌になったのだと思ったのか、諒さんは話を切り替えた。
黒崎「退院が決まった、1週間後だ」
彩香「そう・・・」
黒崎「なんだ、嬉しそうじゃないな?」
彩香「そんなことないけど・・・ごめんなさい、少し眠くて」
黒崎「そうか、わかった。検診はまた後にしよう」
嘘をついて、諒さんを病室から追い出した。
布団をかぶり、私はいよいよその時が迫ってきたのだと覚悟を決めた。
退院は一週間後・・・その時に私から離婚を切り出そう。
それから・・・。
頭の中で、自分のすることをシミュレートする。
誰よりも大切なあの人のために、今の私ができること。
私が考えているのはただ、それだけだった。
wwwおーい、帰ってこーい(´Д`)www
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離婚届は、冬太くんに頼むことにした。
wwwなんでだよ。懲りねー女!!www
離婚届と、前に行ったカフェのシフォンケーキを携えて来た彼は、複雑な表情をしていた。
冬太「頼まれたもの、持ってきたよ。ねえ彩香さん、本気なの?」
wwwそういや、見かけは高校生のコイツに、そんなもん役所に取りに行かせたのかよwww
彩香「変なこと頼んじゃってごめんね?」
www自覚はあるんだwww
冬太「それはいいけどさ・・・彩香さん、諒さんのこと好きじゃないの?あの人のこと庇って大怪我するほど・・・」
彩香「そうなんだけどね。今のままじゃ、お互いに幸せにはなれないと思わない?」
wwwいい大人が、こんなガキによくそんな幸せについて、みたいな相談するよwww
冬太「・・・でも、彩香さんが百合さんに監禁された時、諒さんは本気で彩香さんのことを心配してたんじゃないかな~?」
冬太くんが諒さんのことを庇うようなことを言うなんて・・・。
私は意外に思って聞いてみた。
彩香「冬太くんは諒さんのことが嫌いだったんじゃないの?」
冬太「今も嫌いだってば!けど、なーんかスッキリしないんだよなあ。ま、決めちゃったんならもう止めないけど。諒さんと別れてフリーになるなら、俺がもらってあげよっか?」
1:考えとく
2:私が好きなのは諒さん←
3:たぶん無理だと思う
4:おととい来やがれ←私
彩香「ごめん、私が好きなのはやっぱり諒さんだから・・・今はそんなこと、考えられないよ」
www半分冗談の軽い言葉にマジ返事とか恥ずかしいwww
冬太「そっか、そうだよね・・・でも俺、あきらめないよ!」
明るい冬太くんを見ていたら、私も何だか元気になってくる。
彼の存在に心から感謝した。
wwwあんな目に遭ってもかwww
ガチャリ、と大きな音がして扉が開く。
www大きな病院のくせに、扉の建付けが悪いなwww
入ってきたのは諒さんだった。
黒崎「冬太?どうしてお前がここにいるんだ?」
冬太「あ、諒さんこんにちは。彩香さんのお見舞いだよ」
黒崎「彩香に近づくなと言ったはずだろうが」
冬太「俺だって彩香さんのことが心配だったんだよ」
www誰のせいでこうなったと思ってんだwww
黒崎「・・・見舞いが終わったならとっとと帰れよ」
冬太「こわいなーもー、わかったよ、帰るよ。じゃあ彩香さん、またね」
黒崎「またなんかあるわけないだろ!」
諒さんに追い立てられるようにして、冬太くんが私に手を振りながら出て行く。
バタンとドアが閉まると、私たちはふたりきりで病室に残された。
黒崎「夜逃げする相談か?」
彩香「・・・な、何言ってるの?」
図星を指されて、思わず動揺してしまう。
諒さんの射るような視線が私をじっと見つめている。
黒崎「俺はお前を手放すつもりはない」
彩香「・・・・・」
諒さんは私の腕を強く引き、強引に私を腕の中に閉じ込めた。
黒崎「たとえお前が俺から逃げ出したとしても・・・俺はお前をどこまでも追いかける。覚えておけ。お前は絶対に俺から逃げることなどできない」
www怖いわ!!www←萌えセリフのはずなのに、なぜか恐怖を感じるアラフォー(笑)
諒さんの体はとても熱くて・・・私はその腕の中で目を閉じた。
諒さんの言葉は間違っていない。
きっと私の心は一生諒さんに囚われたままだと思う。
たとえ離婚して他人になったとしても・・・。
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退院の前日。
最後の検診にやってきた諒さんを呼び止める。
彩香「話があるんだけど・・・」
黒崎「・・・なんだ?」
彩香「私と・・・別れてください」
諒さんは驚いたように目を瞠った後、鋭く私を睨みつけた。
黒崎「・・・お前を手放すつもりはない、そう言ったのを忘れたのか?」
彩香「・・・もう、偽装結婚の必要はないんじゃないの?」
黒崎「偽装結婚・・・?」
私は黙って頷いた。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
今回はツッコミどころが満載で、なかなかレポが進みませんでした(笑)
もうね、なんでそんなに男に頼るのか。
アンタ、信頼のおける女友達いないの!?
ていうか、知り合ったばかりの年下の男に「離婚届もらってこい」とか・・・ないわ~