こんばんは!
夫の職場に捨て猫がいて、飼おうかどうしようか激迷い中のまなみんです!!
すでに一匹飼ってるんで・・・欲しいけど・・・悩む!
さて、ちょっと退屈してきた呉用後伝です。←飽きるの早すぎ
早くイベント始まらないかな~
それでは、ネタバレで~
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史進「気になるのは・・・なぜあの程度の軍勢で梁山泊に攻め込もうと思ったのか、だ」
林冲「確かに・・・。まさか、ここが梁山泊だって知らないわけじゃないだろうに」
そう。
梁山泊軍の勇名は、それほど国中に知れ渡っているのだ。
(なんだろう、妙に気になるというか、引っかかるというか・・・)
李俊「俺もな、気になったんだよ。あいつら、こっちの力量を図ってるような戦い方、してたよな」
林冲「あ、李俊くんも気づいてたの?やっぱり、何かあるのかな・・・。それにしても、そんな状況の中で、馬麟くんはいい作戦を立ててくれたんじゃないかな。それぞれの隊の特性がちゃんと生かされてたし」
史進「・・・俺の隊は不完全燃焼だがな。さっき、陳達にも文句を言われたところだ」
www松明持ってるだけだもんねwww
李俊「まあいいんじゃねぇの。そういう時もあるってことで」
史進さんの背中を叩きながら、李俊さんが愉快そうに笑った。
馬麟「・・・・・」
はしゃぐみんなを目の前に、馬麟さんは黙ってお酒を口に運んでいる。
郁里「どうかしたんですか?」
馬麟「いえ・・・ただ、私はまだまだ未熟者だ、と思って・・・」
郁里「でも、今日だって、とても立派に指示を出していたじゃないですか」
馬麟「ありがとうございます」
馬麟さんが苦笑いを浮かべて、答える。
馬麟「しょせん、まだ手のひらの上で踊らされているだけですから」
郁里「え・・・?」
(どういう意味だろう・・・)
疑問に思って、馬麟さんに問い返そうとした瞬間・・・。
宋江「ああ、みんな揃っているようだね」
ひょっこりと宋江さんが顔をのぞかせた。
林冲「宋江さん!?」
宋江「ただいま、いやいや、すっかり夜遅くなってしまったね」
ちょっと近所までおつかいに行ってきた、とでもいうような宋江さんの様子に、みんなあっけにとられる。
宋江「さて。いろいろ話したいことがあるんだが、皆、集まってもらえるかな?」
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:
続々とみんなが広間へと入ってくる。
そんな中、私が探すのはもちろん、呉用さんの姿だった。
(宋江さんと一緒に帰ってきてるはず・・・だよね?)
しかし、いっこうに呉用さんの姿は現れない。
(もしかして、呉用さんにだけ何かあったとか・・・)
www悪い方に考えすぎwww
嫌な予感が胸をよぎったとき・・・。
郁里「呉用さんっ!」
呉用「ああ、郁里か・・・」
呉用さんはずいぶんと疲れている様子だった。
郁里「おかえりなさい!」
呉用「ああ」
(・・・あれ)
それだけ言うと、さっさと宋江さんの隣へ行って腰を下ろした。
少し、寂しさを覚えてしまう。
wwwご主人の帰りを待ってた犬みたいだなwww
阮小五「皆さん、無事に帰って来られてよかったですね」
私の隣で阮小五くんが穏やかな笑みを浮かべて言った。
郁里「そうだね・・・」
私は頷きはしたけれど、心の中は不安でいっぱいだった。
www上がったり下がったり忙しい子ねwww
(呉用さん、すごく憂鬱そうだったけど・・・朝廷で一体、何があったんだろう)
呉用「皆、揃ったな」
広間を見回して、呉用さんが重々しく言った。
呉用「留守の間、随分と大変だったようだが」
林冲「あれは、賊が気まぐれに襲ってきただけだと思うけど。それより呉用さん、朝廷のほうは・・・」
林冲さんの問いかけに、みんなが緊張したのが分かった。
呉用「・・・・・」
宋江「まあまあ、そんなに慌てることはないよ」
黙り込む呉用さんの代わりに、宋江さんが立ちあがる。
呉用さんは、そばにあった茶碗を持ち上げ、口をつける。
その仕草は、まるで心を落ち着けようとしているかのようだった。
宋江「朝廷の重臣たちと話をしてきた」
シンと静まり返る広間に、宋江さんの声だけが響く。
宋江「彼らの要求は、先日の勅書にも書かれていた通りだ。国境を脅かす遼軍を退けてほしい、ということだった。それに、うまく退けた場合は、それなりの見返りを我々に与える、とも言っている」
馬麟「見返り、ですか・・・?」
呉用「・・・ああ。一つ目は、ここにいる皆を赦免する、というものだ」
呉用さんの言葉に首を傾げる。
郁里「赦免・・・?」
馬麟「皆、ここに来るまでに、それぞれの事情を抱えていますからね。当然、法に反することの一つや二つはしているでしょう」
郁里「ということは、馬麟さんも・・・?」
尋ねると、馬麟さんはニコリと笑って私の質問を受け流す。
呉用「二つ目は、身分を戻す、というもの。もともと官職についていた者は、その当時の身分に戻すことが約束されている。そのほかにも、それぞれへの報酬が約束されている」
呉用さんが言い終えると、再び、沈黙が広間を包んだ。
李俊「・・・ねぇな」
そんな沈黙を最初に破ったのは、李俊さんだった。
李俊「納得いくわけがねぇだろ。そんなことで俺たちを思い通りに動かせる、と思っていやがるのが、何よりも一番、気に入らねえな」
宋江「・・・・・」
李俊「もちろん、断ってきたと思っていいんだろ、宋江サンよぉ?」
wwwガラ悪っwww
宋江「・・・・・」
李俊さんの問いかけに、宋江さんは黙ったまま目をそらした。
林冲「宋江さん、もしかして・・・」
李俊「おいおい、マジかよ」
吐き出すように李俊さんが言った。
李俊「朝廷の下なんかに入ってみろ、俺たちの自由は奪われちまうに決まってんだろ」
(自由って・・・李俊さん、そんな理由で梁山泊に?)
今まで知らなかった事実に少し驚いて、思わず李俊さんの顔を凝視してしまう。
李俊「それに、この息苦しい世の中を変えようと・・・してたんじゃなかったのかよ!俺らはよ!」
李俊さんが怒りの表情を見せる。
李俊「それとも何か、今の朝廷なら、世の中を変えてくれるってのか?そりゃねえぜ、宋江サン」
呉用「落ち着け、李俊」
李俊「はんっ!・・・大方、今回の事は軍師ドノが何か企んでんだろ」
呉用「・・・・・・」
李俊「黙ってるところを見ると、ますます怪しいぜ。すでに、朝廷から恩賞でも貰ってたりしてな。ほら、軍師ドノは梁山泊で一番頭がよくて、計算高いお方ですからねぇ」
皮肉の色をにじませて李俊さんが言う。
林冲「言い過ぎだよ、李俊くん」
李俊「じゃあ林冲は、このまま黙って朝廷に与するのでいいってのか?」
林冲「そりゃ、オレだって、納得はできてないけどさ。でも、宋江さんや呉用さんにだって何か考えがあるはずだよ」
宋江「・・・朝廷は、我々の意見も今後は取り入れると言ってきている。ならば、戦のない平穏な日々を取り戻せるかもしれない、と私は思っているよ」
李俊「そんなの、その場しのぎの嘘に決まってんだろ!俺は・・・絶対に認めねえからな!」
そう言うと、李俊さんは足音も荒く広間から出て行った。
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李俊さんが飛び出していき、会議はそのまま散会となった。
夜も更けていたので、それぞれが自分の部屋へと戻っていった。
そして、私は・・・。
郁里「一緒に・・・寝る・・・って言いました?」
呉用「ああ、久しぶりだからな。嫌か」
郁里「いえ、そうじゃなくて・・・」
呉用さんの部屋に置かれた寝台をじっと見つめる。
呉用「何か問題でも」
1:一緒にいられて嬉しい←
2:寝台が大きいみたい
3:呉用の帰宅をかみしめていた
郁里「問題なんて、あるわけないです。久しぶりに一緒にいられるんだと思うと、嬉しくて・・・」
呉用「寂しい思いをさせたな」
郁里「いえ。呉用さんは大切なお仕事をしてるんですから」
そういうと、呉用さんがニコリと微笑んだ。
呉用「・・・もう遅い。そろそろ、寝るとするか」
郁里「はい」
思いのほか、今日は寒くて・・・。
布団に入っていても、体はなかなか温まらない。
温もりを求めて、布団にもぐりこもうとしたその時・・・。
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急に暑くなりましたね~!
エアコンを使いたいけど、ぐっと我慢しておりますwww
だって、うちの子すぐ風邪引くんだもん!!