【一〇八恋星☆水滸伝】呉用後伝 第四章 第十一話~第十五話 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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こんばんは!



夫の職場に捨て猫がいて、飼おうかどうしようか激迷い中のまなみんです!!



すでに一匹飼ってるんで・・・欲しいけど・・・悩む!



さて、ちょっと退屈してきた呉用後伝です。←飽きるの早すぎ


早くイベント始まらないかな~


それでは、ネタバレで~




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史進「気になるのは・・・なぜあの程度の軍勢で梁山泊に攻め込もうと思ったのか、だ」

林冲「確かに・・・。まさか、ここが梁山泊だって知らないわけじゃないだろうに」



そう。

梁山泊軍の勇名は、それほど国中に知れ渡っているのだ。



(なんだろう、妙に気になるというか、引っかかるというか・・・)


李俊「俺もな、気になったんだよ。あいつら、こっちの力量を図ってるような戦い方、してたよな」

林冲「あ、李俊くんも気づいてたの?やっぱり、何かあるのかな・・・。それにしても、そんな状況の中で、馬麟くんはいい作戦を立ててくれたんじゃないかな。それぞれの隊の特性がちゃんと生かされてたし」

史進「・・・俺の隊は不完全燃焼だがな。さっき、陳達にも文句を言われたところだ」


www松明持ってるだけだもんねwww


李俊「まあいいんじゃねぇの。そういう時もあるってことで」



史進さんの背中を叩きながら、李俊さんが愉快そうに笑った。



馬麟「・・・・・」



はしゃぐみんなを目の前に、馬麟さんは黙ってお酒を口に運んでいる。



郁里「どうかしたんですか?」

馬麟「いえ・・・ただ、私はまだまだ未熟者だ、と思って・・・」

郁里「でも、今日だって、とても立派に指示を出していたじゃないですか」

馬麟「ありがとうございます」



馬麟さんが苦笑いを浮かべて、答える。



馬麟「しょせん、まだ手のひらの上で踊らされているだけですから」

郁里「え・・・?」


(どういう意味だろう・・・)



疑問に思って、馬麟さんに問い返そうとした瞬間・・・。



宋江「ああ、みんな揃っているようだね」



ひょっこりと宋江さんが顔をのぞかせた。



林冲「宋江さん!?」

宋江「ただいま、いやいや、すっかり夜遅くなってしまったね」



ちょっと近所までおつかいに行ってきた、とでもいうような宋江さんの様子に、みんなあっけにとられる。



宋江「さて。いろいろ話したいことがあるんだが、皆、集まってもらえるかな?」




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




続々とみんなが広間へと入ってくる。

そんな中、私が探すのはもちろん、呉用さんの姿だった。



(宋江さんと一緒に帰ってきてるはず・・・だよね?)



しかし、いっこうに呉用さんの姿は現れない。



(もしかして、呉用さんにだけ何かあったとか・・・)


www悪い方に考えすぎwww



嫌な予感が胸をよぎったとき・・・。



郁里「呉用さんっ!」

呉用「ああ、郁里か・・・」



呉用さんはずいぶんと疲れている様子だった。



郁里「おかえりなさい!」

呉用「ああ」


(・・・あれ)



それだけ言うと、さっさと宋江さんの隣へ行って腰を下ろした。

少し、寂しさを覚えてしまう。


wwwご主人の帰りを待ってた犬みたいだなwww



阮小五「皆さん、無事に帰って来られてよかったですね」



私の隣で阮小五くんが穏やかな笑みを浮かべて言った。



郁里「そうだね・・・」



私は頷きはしたけれど、心の中は不安でいっぱいだった。


www上がったり下がったり忙しい子ねwww



(呉用さん、すごく憂鬱そうだったけど・・・朝廷で一体、何があったんだろう)


呉用「皆、揃ったな」



広間を見回して、呉用さんが重々しく言った。



呉用「留守の間、随分と大変だったようだが」

林冲「あれは、賊が気まぐれに襲ってきただけだと思うけど。それより呉用さん、朝廷のほうは・・・」



林冲さんの問いかけに、みんなが緊張したのが分かった。



呉用「・・・・・」

宋江「まあまあ、そんなに慌てることはないよ」



黙り込む呉用さんの代わりに、宋江さんが立ちあがる。

呉用さんは、そばにあった茶碗を持ち上げ、口をつける。

その仕草は、まるで心を落ち着けようとしているかのようだった。



宋江「朝廷の重臣たちと話をしてきた」



シンと静まり返る広間に、宋江さんの声だけが響く。



宋江「彼らの要求は、先日の勅書にも書かれていた通りだ。国境を脅かす遼軍を退けてほしい、ということだった。それに、うまく退けた場合は、それなりの見返りを我々に与える、とも言っている」

馬麟「見返り、ですか・・・?」

呉用「・・・ああ。一つ目は、ここにいる皆を赦免する、というものだ」



呉用さんの言葉に首を傾げる。



郁里「赦免・・・?」

馬麟「皆、ここに来るまでに、それぞれの事情を抱えていますからね。当然、法に反することの一つや二つはしているでしょう」

郁里「ということは、馬麟さんも・・・?」



尋ねると、馬麟さんはニコリと笑って私の質問を受け流す。



呉用「二つ目は、身分を戻す、というもの。もともと官職についていた者は、その当時の身分に戻すことが約束されている。そのほかにも、それぞれへの報酬が約束されている」



呉用さんが言い終えると、再び、沈黙が広間を包んだ。



李俊「・・・ねぇな」



そんな沈黙を最初に破ったのは、李俊さんだった。



李俊「納得いくわけがねぇだろ。そんなことで俺たちを思い通りに動かせる、と思っていやがるのが、何よりも一番、気に入らねえな」

宋江「・・・・・」

李俊「もちろん、断ってきたと思っていいんだろ、宋江サンよぉ?」


wwwガラ悪っwww


宋江「・・・・・」



李俊さんの問いかけに、宋江さんは黙ったまま目をそらした。



林冲「宋江さん、もしかして・・・」

李俊「おいおい、マジかよ」



吐き出すように李俊さんが言った。



李俊「朝廷の下なんかに入ってみろ、俺たちの自由は奪われちまうに決まってんだろ」


(自由って・・・李俊さん、そんな理由で梁山泊に?)



今まで知らなかった事実に少し驚いて、思わず李俊さんの顔を凝視してしまう。



李俊「それに、この息苦しい世の中を変えようと・・・してたんじゃなかったのかよ!俺らはよ!」



李俊さんが怒りの表情を見せる。



李俊「それとも何か、今の朝廷なら、世の中を変えてくれるってのか?そりゃねえぜ、宋江サン」

呉用「落ち着け、李俊」

李俊「はんっ!・・・大方、今回の事は軍師ドノが何か企んでんだろ」

呉用「・・・・・・」

李俊「黙ってるところを見ると、ますます怪しいぜ。すでに、朝廷から恩賞でも貰ってたりしてな。ほら、軍師ドノは梁山泊で一番頭がよくて、計算高いお方ですからねぇ」



皮肉の色をにじませて李俊さんが言う。



林冲「言い過ぎだよ、李俊くん」

李俊「じゃあ林冲は、このまま黙って朝廷に与するのでいいってのか?」

林冲「そりゃ、オレだって、納得はできてないけどさ。でも、宋江さんや呉用さんにだって何か考えがあるはずだよ」

宋江「・・・朝廷は、我々の意見も今後は取り入れると言ってきている。ならば、戦のない平穏な日々を取り戻せるかもしれない、と私は思っているよ」

李俊「そんなの、その場しのぎの嘘に決まってんだろ!俺は・・・絶対に認めねえからな!」



そう言うと、李俊さんは足音も荒く広間から出て行った。




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李俊さんが飛び出していき、会議はそのまま散会となった。

夜も更けていたので、それぞれが自分の部屋へと戻っていった。

そして、私は・・・。



郁里「一緒に・・・寝る・・・って言いました?」

呉用「ああ、久しぶりだからな。嫌か」

郁里「いえ、そうじゃなくて・・・」



呉用さんの部屋に置かれた寝台をじっと見つめる。



呉用「何か問題でも」



1:一緒にいられて嬉しい←

2:寝台が大きいみたい

3:呉用の帰宅をかみしめていた



郁里「問題なんて、あるわけないです。久しぶりに一緒にいられるんだと思うと、嬉しくて・・・」

呉用「寂しい思いをさせたな」

郁里「いえ。呉用さんは大切なお仕事をしてるんですから」



そういうと、呉用さんがニコリと微笑んだ。



呉用「・・・もう遅い。そろそろ、寝るとするか」

郁里「はい」



思いのほか、今日は寒くて・・・。

布団に入っていても、体はなかなか温まらない。

温もりを求めて、布団にもぐりこもうとしたその時・・・。




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急に暑くなりましたね~!


エアコンを使いたいけど、ぐっと我慢しておりますwww


だって、うちの子すぐ風邪引くんだもん!!