【一〇八恋星☆水滸伝】呉用後伝 第二章 第六話~第十話 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

大好きゲームのプレイ日記です。

モ○ゲーなどのソーシャルや、月額登録アプリなど、節操無しで乙女ゲームを食い散らかしてます。

攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!

こんばんは!



ASKA逮捕の報道にかなりショックを受けた、まなみんです!!



もう、ね・・・大好きなんですよ・・・彼の曲。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。



さて、沈んだ気持ちのまま呉用さんです。


乙ゲーなのに、糖度不足なのもさすがは呉用さんといったところでしょうか(笑)


石神さんといい勝負です。


んでは、ネタバレ!!




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




扈三娘「ちょっとアタシに話してみない?」

郁里「扈三娘さんに・・・ですか?」

扈三娘「梁山泊の男連中がね、アンタに元気がないって心配してるんだよ。・・・ったく、そのせいで昼寝もできゃしない」


www平和だねぇwww


郁里「え・・・?」

扈三娘「いや、こっちの話さ。しっかし・・・アンタも鈍いね。そろそろ気づきなよ。ここ何日か、妙に男たちから声をかけられてると思わないかい?」

郁里「あっ・・・そういえば・・・」


(昨日は、湖に落ちそうになったところを林冲さんと史進さんに助けてもらったし、陳達さんには遠乗りに出ないかって誘われて・・・それから、びっくりして逃げちゃったけど、李逵さんが絞めた鶏を渡そうとしてきたっけ)


wwwいつの間にwww



記憶をたどってみると、みんなが気遣ってくれているのがわかる。



郁里「さっきの李俊さん・・・それに、朱武さんも・・・」

扈三娘「ああ、そいつらはいつも通りだから、無視しときな」


(ひどい言われよう・・・)


www日頃の行いのせいwww


扈三娘「まあ、つまりはそういうことだよ。心配しちゃいるけど、どうして元気がないかわからないし、どうやって励ませばいいのかもわからない。それで、皆して右往左往してるってわけ。ほんと、暇なのかねアイツら」


www同感ですwww


(そっか、知らない間にみんなに迷惑をかけてたんだ・・・)



でも、みんなの気持ちはとてもうれしかった。



扈三娘「というわけで、女同士でしか話せないようなこともあると思うし。よかったら相談してみない?もちろん、無理強いはしないよ」



にっこりと扈三娘さんが微笑む。

花が開いたような笑顔。



(この人・・・モテるはずなのに・・・どうして怖がられてるんだろう・・・)



そんな笑顔につられて、自分の気持ちを吐露したい気分にかられる。



郁里「実は・・・」




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




扈三娘「ふぅん・・・呉用さんがねぇ」



私の話を聞き終えて、扈三娘さんは考え込むような表情を見せた。



郁里「最初は部屋に戻ってくるのが遅いのは、仕事のせいだと思っていたんです。でも、呉用さんの態度を見ていたら避けられてるんじゃないかって気がして・・・」

扈三娘「照れてるだけじゃないのかい?」

郁里「今さら・・・ですか?」

扈三娘「そりゃ、あの呉用さんのことだからね。いつまで経っても変わりゃしないだろ。女に慣れない野暮天は、成長がないと言うか」

郁里「・・・扈三娘さんにかかると、みんな形無しですね」

扈三娘「あら、悪かったね。アンタの恋人だってこと忘れて、ついつい言い過ぎちゃった」

郁里「こ・・・恋人・・・」

扈三娘「そこは今さらじゃないかい」

郁里「いえ、恋人って言葉を使われると、何か照れるんです」

扈三娘「なんで」

郁里「私の住んでいるところでは、カレシって言い方をしていたから」

扈三娘「ふーん。じゃあカレシでもいいけどさ。心配することなんざないよ。あの人、不器用だから、ひとつのことに集中すると、他のことにまで気が回らない、って感じじゃないのかい?」

郁里「それは・・・確かにそうかも・・・いつも、仕事のことで頭がいっぱい、って感じで」

扈三娘「でしょ?だから気にする必要なんて、ないんだよ。それとも・・・浮気を疑ってるのかい?」

郁里「・・・・・・」

扈三娘「・・・ぷっ!あらやだ、ふふっ、そうだったの!?ないないなーい、絶対にそんなことないよ!」



突然、扈三娘さんが吹き出した。



扈三娘「そもそも、浮気するような女はここにはいないじゃない!それに女が苦手な呉用さんが、一度に二人も相手するなんて無理に決まってるでしょ」



あーおかしい、と言いながら扈三娘さんが笑みを見せる。



郁里「女の人が少ないのはわかってます!けど・・・」


wwwそういやこの子、本編では扈三娘さんとデキてるんじゃないかって心配してたよねwww


扈三娘「え・・・?」



真剣な表情で、少し声を張る。



郁里「でも・・・素敵な男の人はたくさんいるじゃないですか!」

扈三娘「男はいっぱいって・・・」

郁里「呉用さんの女装姿ってとても綺麗だし、好きだって言ってる人も多いじゃないですか」

扈三娘「まあ、ねえ・・」
郁里「だから、そういう人が呉用さんに迫って・・・こう、ガバッと・・・」


www腐女子ですか、ヒロインちゃんwww


扈三娘「・・・アンタって子を見誤っていたよ。とんでもない想像力だ。芝居でもやったらどうだい」



私は扈三娘さんに向かって、思いっきり首と手を横に振った。



郁里「笑い事じゃないですよ!両刀の人だっていそうじゃないですか!」


wwwすごいこと言い出したよwww


扈三娘「うーん、いやアタシもさ、山の好漢全員と仲がいいわけじゃないからね。まあ百人以上いれば、もしかしたら万が一の可能性としてそういう輩がいるかもしれないよ。でもさ・・・本当にそうだとして・・・聞いて回るのかい?呉用さんとイイ関係になってませんか、って」

郁里「う・・・っ」


www朱武あたりなら、面白がって「うん」とか言いそうだよねwww


扈三娘「そりゃ皆、呉用さんの女装姿は綺麗だ、ってもてはやしちゃいるけど、あれはただ、からかっているだけだよ」

郁里「そ、そうなんですか?」


wwwそりゃそうだろうwww


扈三娘「本気で見惚れてんのは、史進ぐらいのもんでしょ」

郁里「じゃあ、史進さんが・・・!」


www暴走すんなwww


扈三娘「アンタ、どこまで本気なんだい。恋は盲目ってホントだねえ。こんなになっちゃうくらいなら、アタシは恋は勘弁だわ・・・」
郁里「・・・・・・」

扈三娘「大丈夫だ、って。史進の頭ン中はね、いつだって戦のことしかないし、やっぱり女のほうが好きに決まってるだろ。第一、史進は女装した呉用さんよりも・・・」



そう言いながら、扈三娘さんは意味ありげな笑みを浮かべた。



郁里「?なんですか?」

扈三娘「まあ、どっちも鈍いから、心配ないか」



独り言のように扈三娘さんが言う。



(何の話だろ・・・)


扈三娘「とにかく、呉用さんの浮気は心配しなくても大丈夫。アタシが保証する。でも、触れてくれない、避けられてるような気がする・・・ってのは、ちょっと気になるね」

郁里「・・・・・はい」

扈三娘「じゃあ、とっておきの方法を教えてあげる。呉用さんみたいな、お堅い男をときめかせる方法だよ」



そう言うと、扈三娘さんは私の耳元でコソコソッとあることを呟いた。



郁里「えぇ・・・っ!?」




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




郁里「呉用さん、少しいいですか?」



扈三娘さんと話をした日の夜・・・。

私は呉用さんの部屋を訪れた。



呉用「入りなさい」


(隣の部屋どうしなのに、呉用さんの部屋に来るのは久しぶりだな)



この前、避けられてから、なんとなく来るのがためらわれて、すっかり足が遠のいていたのだ。



呉用「どうかしたか」

郁里「お話がしたいな、と思って・・・」



呉用さんが手にしていた筆の動きを止めた。

それから、少しの間のあと筆を置き、私の方へ向き直る。



呉用「確かに最近は郁里と話す時間が持てていなかった」

郁里「呉用さん、とても忙しそうだったので・・・」



見ると、目の下にわずかにクマがあるような気がした

疲れている様子の呉用さんに、扈三娘さんから教えられた作戦を実行するのは、少し気が引けた。



(でも・・・決心して来たんだからっ!)


郁里「ご、呉用さん」



意を決して、呉用さんに呼びかける。



呉用「なんだ?」

郁里「もう少し、そばに行ってもいい・・・ですか?」

呉用「え、な・・・んだ・・・」



答えを聞く前に、ツ、と呉用さんのそばに近寄る。

それから、呉用さんの着物の袖をきゅっとつかんだ。



呉用「郁里・・・?」



緊張で、口から心臓が飛び出そうだ。



(さあ、勇気を出して・・・)



勢いよく、呉用さんの首に抱き付いた。



呉用「なっ!こ・・・ら!郁里っ!?」



焦ったように呉用さんが声を荒げた。

けれど私は、それには構うことなく呉用さんに唇を寄せた。


www襲ってるしwww



呉用「なっ・・・郁里っ!?一体っ・・・いっ・・・いったい・・・どど、どうしたというのだッッ!?」



強い力で体が引き離される。



郁里「嫌・・・でしたか?」

呉用「嫌、と言うか・・・君らしくない」

郁里「・・・・・っ!」

呉用「なぜこんなことをした?」



1:寂しかった

2:扈三娘さんの助言で

3:口づけがしたくて←



郁里「ただ・・・口づけをしたかっただけなんです」

呉用「なっ・・・くっ・・・な・・・っっ!?!?!?」


www落ち着いてwww


郁里「でも、呉用さんに避けられてるみたいだったので、自分で行動を起こすしかないかなって・・・駄目、でしたか?」

呉用「だ・・・だだ・・・駄目というか・・・わわわ、私の気持ちの問題もあろう!」


(呉用さんの気持ちの問題・・・それは、やっぱり嫌だったってことなの?)


郁里「・・・分かりました」



私はすくっとその場に立ち上がった。



呉用「郁里・・・?」

郁里「もう、いいです。もう知りませんっ!」



たまらない気分になり、私は呉用さんの部屋を飛び出した。



呉用「郁里!!」



呉用さんの声が聞こえた。

けれど、私は振り返らずにそのまま走り続けた。




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




どうしようwww


すっごい面白いんだけどwww


レポしながらニヤニヤしてしまったわ( ´艸`)プププ